ダイエーの城島健司捕手がメジャー挑戦を直訴。

2004/03/30 12:39 Written by コ○助

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夕刊フジの編集委員・江尻良文氏の記事なので話半分で読む必要はあるなりが、いまやパ・リーグを代表するキャッチャーである城島捕手が、昨年、すでに球団に対してメジャー挑戦の意向を申し入れているというなり。ダイエーは親会社の経営不振と小久保裕紀内野手の巨人への無償トレードによって急速に選手の球団へのロイヤルティーが低下している感じがするなりが、守備の、そして攻撃の要である城島捕手まで抜けてしまったらダイエーはいったいどうなってしまうのやら。

ダイエーは井口資仁内野手もメジャー移籍を目指しており、昨年も一悶着あったなりよね。他にもドラフト入団時に、将来的なメジャー移籍を確約しているとの「噂」も常に出ているし、今後何年間かに渡って主力級の選手がメジャーに流出する流れは止めようがないのではないかと。

そうなるとある程度短いサイクルで、メジャー移籍をした選手の穴を埋めるべき選手を育てなければならないなりが、ダイエーの場合、井口選手や投手の代わりはいても、城島選手の代わりはかなり厳しそう。これはダイエーの場合、というよりは12球団すべてに言えることなりが、レギュラーの捕手が抜けた場合の穴を埋めるのはそうそうたやすいことでは無いなりよね。2000年のドラフト3位で入団した的場直樹捕手など、期待のかかる若手捕手はいるものの、城島捕手のようなリーグを代表するような選手に育つかと言われれば微妙。城島捕手は突出して良い選手なりからねぇ。

日本人メジャーリーガーは数多いなりが、言葉の壁の問題もあっていまだに捕手のメジャーリーガーは誕生していないなりよね。かつて中日の谷繁元信捕手が横浜からFA宣言をした際にメジャー移籍も視野に入れ、マリナーズなど数球団のスカウトの前で実技披露会まで行ったことがあったなりが、コミュニケーションへの懸念から各球団が獲得を断念、日本人初の捕手メジャーリーガー誕生は実現しなかったことがあったなり。

城島捕手もその点をクリアしないと、なかなか難しそうなりが、果たして城島捕手の英語力はどの程度……? まあ、まだなにも具体的な話が出てきていない段階なので、そういう話も出てき始めているということで。

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