阪神−ヤンキース戦は11-7で阪神が完勝。

2004/03/30 10:10 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


前日のデビルレイズ戦も、メジャー相手に一歩も引かない試合運びを見せた阪神。今度は世界一軍団、ヤンキース相手にどのような試合を見せてくれるのか、阪神ファンならずとも気になる人は多かったのではないかと。ちなみに巨人はヤンキースとの試合で2-6と完敗してたなりね。先発したホセ・コントレラス投手をはじめ、ヤンキースが良い投手を投入してきたことも得点が取れなかった理由のひとつではあるなりが、ピリッとしない巨人投手陣の虚を突いた攻撃が、完全に巨人を圧倒していたように思うなり。

ヤンキースと対戦した阪神の先発は、近鉄から移籍し、ローテーション入りがほぼ当確している前川勝彦投手。過去の実績を考えるとヤンキース戦に登板するにはやや格落ちな感は否めないなりが、阪神にとってもオープン戦最後の試合。目前に迫った開幕に備えて、ローテーションをきっちりと守る必要があったので、この人選は致し方ないかと。

ただ、ヤンキースはスタメンにビッグネームを揃えてきたとはいえ、完全にお疲れムード。まあ前日の巨人戦がナイターで、次の日に正午から試合というスケジュールもどうかと思うなりよ。きっとナイター後に遊びに行った選手とかもいると思うし、そういう選手は絶対寝不足で試合に臨んでやる気が無かったに違いないなり。結局、前川投手は4失点したものの、主力級の選手たちに「打たれた!」という悲壮感のようなものは無かったなりね。悪いピッチングではなかったなり。

ヤンキースは主力級を早々にベンチへ下げ、ほぼ控えの選手で試合を展開。阪神はそんなヤンキースに容赦なくたたみかけ、緩慢な守備から実現してしまった矢野輝弘捕手のランニング本塁打(プロ初)や2試合連続となるジョージ・アリアス内野手の3ランなど、派手に点を重ねて快勝。終わってみれば19安打11点という、シーズン通して何度あるのか、というくらい、相手を圧倒した試合内容だったなり。嬉しいと同時に、ちょっと残念。ヤンキースが明らかに本気では無かったなりからねぇ。

とはいえ、今後、ずっと「阪神はヤンキースに勝った」と語られること間違いなし。「阪神は世界一強いんや」との言葉がシーズン中に何度も聞かれることになると思うなり(笑)。まあそれはそれで、ひとつ良い勲章を得たのかな、と。

ちなみに、巨人はデビルレイズとの試合にも1-7で完敗。最強打線とも呼ばれる打線は沈黙してしまったなりね。最高のかたちでオープン戦を締めくくった阪神と、状態が上向かない巨人。なんだか好対照な両球団だったなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.