パ・リーグ開幕、観客動員の新記録を達成。

2004/03/28 08:56 Written by コ○助

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メジャー日本開幕戦&プレシーズンマッチの日程がパ・リーグ開幕時期と重なることに、ロッテのバレンタイン監督が「パ・リーグ軽視だ」と不満を抱いていたなりが、そんな心配もなんのその。ふたを開けてみればパ・リーグ開幕戦3試合は熱戦も熱戦。2001年の開幕日(3月24日)に記録した1日あたりの観客動員数を上回り、新記録を達成したなり。熱パ、好調な滑り出しなりね。

細かい内訳を見てみると、西武ドームが48,000人(西武−ロッテ)、大阪ドームは41,000人(近鉄−日本ハム)、福岡ドームが48,000人(ダイエー−オリックス)で、合計137,000人の大入り。昨年、同じ球場での開幕戦は3球場合計で104,000人だったことを考えると、かなりパ・リーグへの関心が高まっているのは間違いなさそうなり。

どの試合も見どころのある開幕戦だったなりが、最も注目を集めたのは、やはり北海道移転元年のシーズンがスタートし、4年ぶりに日本でプレーする新庄剛志外野手が興味深い日本ハムなりか。開幕スタメンは「2番・センター」で迎えた新庄選手は、4回打席に立って犠打、安打、あわや本塁打かという大飛球、安打と充実の内容。2番というのは意外な打順なりが、1番・坪井智哉外野手との「元阪神コンビ」はかなり息が合っているようなり。

「元阪神」といえば、この試合。近鉄の北川博敏内野手がプロ入り10年目にして初めて開幕スタメンで出場。しかも「5番」の抜擢に応えるかのように、4打数4安打の大活躍を見せたなり。これまた阪神ファンとしては嬉しい活躍の報なりねぇ。

日本ハムと並んで注目されるのは、なんといっても9年ぶりにバレンタイン監督が日本復帰したロッテ。西武の開幕投手、松坂大輔投手を相手に初回から新戦力のイ・スンヨプ内野手がタイムリーを放つなど、堂々の白星スタートを飾ったなり。西武は故障者が続出していたりして明るい話題が少ないので残念なスタートなりが、反対にロッテは良いムードで滑り出すことができたなりね。

と、こんな具合に、昨年のチャンピオンチーム、ダイエーに触れなくても話題満載の今年のパ・リーグ。今年から導入されたプレーオフ制度がファンにどう受け止められるかは未知数なりが、とりあえずパ・リーグの「熱」を感じることができる開幕戦だったのではないかと。

セ・リーグやメジャーの陰に隠れてしまいがちなパ・リーグなりが、皆さんもぜひご注目を。

☆パ・リーグ開幕戦の結果
ダイエー 4-3 オリックス
勝利投手 斉藤 1勝0敗0S  
敗戦投手 具台晟 0勝1敗0S
本塁打 ブラウン ソロ 1号、オーティズ ソロ 1号、バルデス ソロ 1号

西武 3-5 ロッテ
勝利投手 清水直 1勝0敗0S
セーブ 小林雅 0勝0敗1S
敗戦投手 松坂 0勝1敗0S
本塁打 和田 ソロ 1号、堀 2ラン 1号、フェルナンデス 2ラン 1号

近鉄 6-2 日本ハム
勝利投手 岩隈 1勝0敗0S
敗戦投手 金村 0勝1敗0S

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