結果を出せず、苦しむ巨人の左右ベテラン投手。

2004/03/24 07:31 Written by コ○助

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オープン戦も残り試合が少なくなってきたなりが、大型補強によって優勝候補の筆頭に挙げる人も多いにも関わらず、なにやら投手陣がピリッとしない巨人。ここまでオープン戦15試合を消化し、チーム打率は.288(12球団中3位)と安定感があるものの、チーム防御率は5.26(12球団中11位)とかなり悲惨なことに。確かに、オフの補強も小久保&ローズが目立った補強だったくらいで、投手陣に関してはブライアン・シコースキー投手を獲得したくらい。それほど強化されたイメージは無いなりよね。シコースキー投手もロッテ時代、3年間の通算が106試合、9勝16敗3セーブ、防御率3.90という微妙な成績の投手だし……。

補強もあまりしなかったことが裏目に出たのか、巨人の投手陣はボロボロ。先発陣は上原、木佐貫、高橋尚の3人は当確なりが、4番手、5番手になる投手がいずれも決め手に欠くのが現状。期待されていた林昌範投手が全く結果を残せずに脱落。一応、岡島&ランデルの2人が結果を残してきているとはいえ、上原、木佐貫、高橋尚に比べると格落ちな感は否めないところ。そして本来ならば、先発陣に食い込んでこなければならない2投手。桑田真澄投手と工藤公康投手が、かなり苦しんでいるようなり。

桑田投手はオープン戦3試合で計9回を投げ、10失点。工藤投手は3試合で12回を投げ、13失点。制球も甘く、スピードもなく、かつてエースと呼ばれた両投手に、過去の面影は全く感じられないピッチングが続いているなりね。特に桑田投手の状態は深刻なようで、開幕2軍スタートが囁かれ始めているほど。新人の頃から桑田投手を見ているコ○助としては、いかに巨人の選手といえども、やはりその動向は気になるもの。今年ダメなら、「引退」の二文字も見えてくる桑田投手だけに、もう少し頑張って欲しいなりねぇ。

オープン戦は残り5試合。桑田&工藤両投手のピッチングに注目なり。

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