豚皮チップスが売れ行き良好。

2004/03/20 01:19 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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セントルイスに引っ越してきてまだ日が浅い頃、スーパーで見つけた不思議な食べ物。透明なビニール袋に入ったそれは、見た目は「揚げせんべい」のような質感。手に持ってみると、かなり軽い…。

そして、パッケージに書かれた文字は「ポーク・リンド」。なんだこりゃ?と原材料を表示を見てみますと、なんとアナタ。

豚の皮を揚げたスナックなんだそうです。

へー。どうやらアメリカ中西部では昔からポピュラーな食べ物らしいです。もともとはラテンアメリカで渡ってきたモノだそうで。んで食べた感じは、そうですね。ところどころ固めの、パフ系スナックみたいな。まずくはナイ、と思う(笑)。

フレーバーは塩味の他に、バーベキュー味なども売っています。一袋1ドルほど。

さて、この豚皮チップスですが。最近全米で売れ行きが上昇中なんだそうです。理由は、最近流行のローカーブ(低炭水化物)の食生活のお陰で、ポテトチップスの代用となる食べ物を探し始めた人が増え、その結果到達したのが「豚の皮」だったワケで…。他にもビーフジャーキーとかも人気だとか。

ここで豚皮チップス1カップの栄養素を軽く説明しますと、カロリー 80Kcal、たんぱく質 9g、脂肪分 5g、そして炭水化物はゼロだそうです。確かにこりゃ、ローカーブにゃもってこい。

ってことで、ここ数年売り上げを伸ばしているポークスキンですが、作り方は結構手間がかかっているんだそうです。まず皮の2層になっている上の部分を取り除き、スモークし、油を取り除いた後、さらに加熱します。それらの過程がすんで、最後にやっと高熱の油で揚げて出来上がり。へぇ、ただ豚の皮を揚げただけじゃないんだ。

って、なんだかいろいろ書いてたら食べたくなってきました(笑)。今日ちょっと買って来るかなー。豚皮チップス♪

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