オリンピック日本代表監督に星野仙一氏の就任確実に。

2004/03/06 06:08 Written by コ○助

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「中度の脳梗塞の疑い」で入院中の長嶋茂雄氏が今後日本代表監督の職をどうするのか、まだ全くの未定の状態の中、早くもサンケイスポーツは断定的に星野氏(現阪神シニア・ディレクター)の就任が確実と報じているなり。星野氏は確かにいの一番に名前の挙がる候補ではあるなりが、それでもまだちょっと早い気が……。

記事によると、長嶋氏の病状報告を受けたコミッショナー事務局の関係者が緊急に後任人事について協議。結果、星野氏に候補が一本化され、現在アメリカに滞在中の星野氏のもとへと電話連絡をとり、非公式ながらオリンピック日本代表監督への「就任要請」を行ったというなり。

気になるのは、現在阪神に所属というかたちを取っている星野氏が、契約上日本代表の監督に就任できるのかどうかということ。これに関して阪神の野崎勝義球団社長は「仮定の話」と前置きした上で、以下のように語っているなり。

「オーナー付きシニアディレクターという肩書きなので(最終的には)オーナーの判断が必要ですが、契約上は可能です。そういうことをしては駄目だということはありません」

と、いうことなので、阪神的にはほとんど問題は無い模様。

長嶋氏の病状が仮に軽度のもので、早期に退院できたとしても、家族は「無理をして欲しくない」と記者会見でも述べているだけに、日本代表監督に復帰するかどうかは微妙なところ。予選はすでに終了しているので、それほど慌てて後任人事に着手しなくても良いような気はするなりが、マスコミの論調や世論の高まり、長嶋氏の後を受けられる人材となると、星野氏以外には有り得ないなりかねぇ。一応候補としては中畑清氏、原辰徳氏らの名前も挙がっているなりが、経験からしても星野氏にはちょっと劣るなりか。

正直なところ、采配面をシビアに考えるならば、長嶋氏が日本代表監督の座を辞し、他の監督が就任した方が良いとは思うなり。それが星野氏であれ、他の人であれ。ただ、漠然とした話なりが、長嶋氏の持つ運や、選手の掌握力が偉大なのは誰もが認めるところだし、なによりも短期決戦なのでノリが重要になってくる部分もあると思うので、まずは長嶋氏が監督に復帰できることを祈りたいかな、と思うなりよ。次点で星野氏か、コ○助的には復権も兼ねて野村克也氏なんかも面白そう……あ、でもそうすると阪神の今岡誠内野手がオリンピックに出場するのを拒否しそうなので、やっぱり野村氏はダメなり(笑)。

ま、とにもかくにも、長嶋氏の早期の回復を願うばかりなり。


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