公衆電話機が売れまくり。

2004/03/05 10:42 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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今、アメリカでは成人の10人に6人は携帯電話を持っているそうです。この携帯電話の普及で公衆電話の使用率がすっかり下がってしまったとか。まあ、日本でも同じ現象が何年か前にありましたけど。

で、多くの電話会社(アメリカには複数の電話会社があり、市内・市外電話それぞれ別の電話会社を選ぶことも可能)はのペイ・フォーン(公衆電話)の数を縮小。なんでも過去五年間に公衆電話の数が全米で30%近くも減少したそうです。

さてこの撤去された、使用済みの電話機をどうしようかと…。無駄にするのもなんだし、何かに使えないかとサウス・ベルという電話会社の定年退職者が運営するボランティア団体が一案を思いついたとか。

本体デザインはそのままに家庭用の電話機として作り直して販売。そして、このアイデアが大当たり。今までに既に500機が売れ、さらに300人ほどが予約待ちの状態だそうで。

しかしこのお電話。13キロもあるそうで、家に置くにはかなり場所を取りそうな…。ちなみにお値段は一台135ドル。

Pioneers によると18,000ドルの収益が今のところ出たそうです。このお金はすべて赤十字などのボランティア団体に寄付されるそうです。

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