米ゲートウェイ、日本市場に再参入へ。

2004/03/04 14:32 Written by コ○助

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「牛柄」を前面に押し出し、一部に熱狂的なマニアを生んでいたゲートウェイが日本から撤退したのは2001年の夏も終わりかけの頃のこと。世界的なパソコン需要の低迷から本国アメリカでの業績が急速に悪化し、日本をはじめイギリス、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランドといった国外市場から一斉に撤退。アメリカ市場に経営資源を集中させ、再起を図っていたなりね。ただ、あまりにも発表から撤退までがアッという間だったことから、呆然とするユーザーも少なくはなかったなり。その一人はコ○助なわけなりが(笑)。

コ○助は元ゲートウェイユーザー。あの「牛柄」に憧れ、当時のDOS/V機としては独特な筐体デザインに物欲をそそられてゲートウェイユーザーになったなりね。スペック的にはPentiumの200MHz(たしかMMX)、メモリ16MB、HDDは2.5GB。これで価格は27万円近くしたような。ほんとに今はパソコンが安くなったなりが、この価格でも当時としてはかなり安い方だったはず。今でこそ当たり前なメーカー直販なりが、当時はまだあまり無かったなりからね。他社の同スペック製品よりも数万円安かったように思うなり。

さて、そんなゲートウェイなりが、1月に格安パソコン販売でおなじみのイーマシーンズを買収。イーマシーンズは九十九電機などと組んで日本でも格安パソコンを販売しているなりが、その流通網を活かして日本市場に再参入することになったようなり。ただし、現時点ではゲートウェイブランドでの再参入なのかどうかは不明。

旧ユーザーとしては、再びゲートウェイが日本で展開することに期待はするなり。また「牛柄」を前面に押し出して展開し始めたら、手が伸びないわけがないなりね。ただ、シビアな見方をすれば、今の日本市場にゲートウェイブランドが食い込むのは至難の業。どのメーカーも直販スタイルを採用し始め、価格競争が激しさを増す現在の市場で、果たしてゲートウェイが利益を上げることができるのかどうか。まあ現在イーマシーンズは一定のユーザーを獲得し、利益も得ているようなので、この路線を踏襲するのであればある程度はゲートウェイブランドも認知されていくのだとは思うなりが、かつてのようなブランドの価値は築けないかもしれないなりね。

ま、どんな展開をしていくのかは正式発表を待つとして。とりあえずは日本市場への再参入を歓迎しておくとするなり。頑張って欲しいなりねぇ。

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