中日の川崎憲次郎投手、ローテ入りに前進。

2004/03/04 05:52 Written by コ○助

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ヤクルトからFA移籍をして4年目。過去3年間の一軍登板はゼロ。ただの一球も放らずに高年俸を得ていたことで批判され辛い3年間を送っていた川崎投手なりが、今季は自主トレのころから故障していた右肩の具合もよく、順調に調整が続けられてきたなりね。キャンプや紅白戦でも徐々に結果を残し、3日に行われたダイエーとのオープン戦では、ついに先発が決定。復活できるかどうかに注目が集まっていたなり。

川崎投手がオープン戦とはいえ、1軍のマウンドに立つのは2001年3月14日の近鉄とのオープン戦以来のこと。「尻上がりにだんだん良くなった」という川崎投手は、4回を投げ4安打1失点の好投。故障後、戻るかどうか心配された球速は最高142kmを記録し、こちらも戦力として不安のないレベルにまで回復してきたなりね。たしか2月に行われた紅白戦では最高138km。徐々に調子が上がってきていることが、球速だけ見てもわかるなり。

川崎投手は現役通算88勝、かつては沢村賞にも輝き、FA権行使の際にはレッドソックスから正式にオファーが届いたほどの選手。「巨人キラー」と呼ばれた時期もあったなりよね。全盛期の状態には戻らなくとも、戦力として計算できるレベルになってきた川崎投手は、やはり怖いものがあるなり。経験はもちろん、切れ味鋭いシュートとフォークを駆使する投球は、なかなか打ち崩せるものではないなりからね。

ここまで苦しい思いをしてきたことが十分伝わってくる川崎投手だけに、一プロ野球ファンとして純粋に復活をして欲しいと願っているなりよ。まだ開幕ローテ入りを確実にしたわけではないなりが、落合ドラゴンズのエースとして、見事な復活を遂げることに期待したいものなり。

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