Yahoo! JAPAN、顧客情報流出で社長がおわび。

2004/02/27 14:02 Written by コ○助

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約460万件の顧客情報が流出したYahoo! BBショックが依然として続いているなりが、24日付けで情報管理対策本部が発足、その本部長にYahoo! JAPANの井上雅博が就任したようなり。それに伴い、井上社長から「おわびと説明」が発表されたなりね。

流通経路や原因については調査中としながら、「現在までに照合・確認が終了している242件の情報については、ソフトバンクBBから外部に流出したものでした。これは、お客様情報の中に、同社固有の内部管理情報が含まれていたことから特定できたものです」「現在、流出した可能性があると報道されております約460万件の個人情報と、ソフトバンクBBのお客様情報との照合が捜査当局と同社の手で行われております」と、これまで判明している事実を説明。また、一部で「Yahoo!オークションのIDとも繋がっている情報が漏れているのではないか」という懸念に対しては「弊社では、『Yahoo! BB』の他に、複数のサービスでお客様からの個人情報をお預かりしておりますが、これらは、ソフトバンクBBで管理している情報とは全く別個に弊社で厳重に管理しております」と、安全であることを強調しているなり。

Yahoo! BBを展開するソフトバンクBBとYahoo! JAPANは別会社なので、井上社長が「おわび」を出すところではないのかもしれないなりが、普通のユーザーには、Yahoo!の冠が付いている以上、Yahoo! JAPANが展開しているように思っている人が多いのも事実なりからね。そういう意味では、井上社長がこういったかたちで「おわび」を発表したことは、好感が持てるのではないかと。

ただ、今回の件がYahoo! BBへ与えたダメージは計り知れないもの。サービス開始当初の悪いイメージがようやく無くなったと思ったタイミングで、こういった大きな事件が起こってしまっただけに、「またYahoo! BBか」「Yahoo! BBは信用ならない」というユーザーが出てきているのは事実。実際、コ○助もニュース番組の街頭インタビューで、街行く人が「解約しなくちゃ」「他を考えなければいけないですね」と言っている映像を見たなりが、これから解約数の増加、および新規加入者の減少がどれくらいになるのか、見当もつかないなりね。

大事なのは、これから起こるかもしれない二次被害が起こったときに、どう責任を取るのか。既存のユーザーに対して、どのような誠意を見せるのか。ソフトバンクBBだけでなく、Yahoo! JAPANの対応にも注目しておきたいところなり。

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