杏仁豆腐のように真っ白だから「ANNIN」。このネーミングセンスはNTTドコモには無いだろうなぁ、とただただ感心してしまうなりが、登場時に驚きと感動を持ってユーザーに賞賛された「INFOBAR」に新色が投入されることになったなり。はい、そこ。在庫処理とか言わない（笑）。

「INFOBAR」はauが提唱する、新しい携帯電話端末のカタチを実現する「au design project」の第一弾として、昨年秋に投入された端末。カメラは31万画素、EZナビウォークも非対応ということで、スペック的にはほかの機種に比べて一枚落ちるものの、デザインの斬新さや3色用意されたカラーの美しさ（「NISHIKIGOI」「ICHIMATSU」「BUILDING」）、そして久々に物欲を刺激するストレート型端末といった点が高く評価され、発売当初は売り切れ店が続出するほどの人気ぶりだったなりね。

今回発表された「ANNIN」は、機能的には従来機と全く同じもので、違いはカラーのみ。ただ、数字キーやロゴにあしらわれた黒の文字以外は真っ白という、これまた美しい色合いの端末となっているなりよ。惜しむらくは発売される4月上旬というタイミング。果たして「『INFOBAR』欲しい！」というユーザーがどれほどいるのか……。すっかり世間的には「INFOBAR」ブームも落ち着いてしまったなりからねぇ。このデザインに魅かれながらも、最新の機能を兼ね備えたauの春モデルと見比べてしまうと、どうしても物欲指数は落ちてしまうし、もう少し早く投入して欲しかったような気もするなり。もしくは、スペックアップして再投入するとか。

ま、色が綺麗なのは確かなので、興味ある方はぜひぜひ。