吉野家、「豚丼」を試験販売。

2004/02/25 19:23 Written by コ○助

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「牛丼」の販売中止に続き、新メニューのはずの「焼鶏丼」も3月中旬には在庫切れで販売中止となることが発表された吉野家。客足は当然遠のいており、フランチャイズからの不満が募っているとも聞くなり。この状況に吉野家側もついに他社が先駆けて投入している豚メニューの投入を決定したようで、現在全国各地で試験販売が行われているようなり。

先日ご紹介した吉野家の安部修仁社長のインタビューでも「数字がもっと厳しくなれば、FC(フランチャイズ)救済の意味も込めて豚丼でも豪州産牛肉を使った牛丼でも扱うつもりだ」と語っていたので、「豚丼」の投入は既定路線だったなりね。また、このインタビューの中で安部社長は「(豚丼については)実際に出すかどうかは別として、試作品はいくつかあるし、それぞれかなりうまい」と豪語していたので、かなりの自信作なのではないかと。

実際、ネットの掲示板では「食べてきました」という報告が見られるようになってきたなりが、評判は上々の様子。味付けは「牛丼」と同じタレを使っており、そこにタマネギとごぼうが加えられているなりね。ごぼうが豚肉の臭みを消すのに一役買っているようなり。
もちろん食べ慣れないことや、これまでの「牛丼」や他社の豚丼系メニューとの比較などから、辛口の意見もちらほら。例えば肉が煮込みすぎて弾力がないとか、ごぼうは要らないという声も。ここら辺は実際に食べてみないと判断しづらいところなりが、とりあえず新しいメニューは着実に動き出し、話題となるのに十分な価値があるのは間違いなさそうなりね。

ちなみに、「豚丼」は「つゆだく」や「ねぎだく」といったオーダーには対応していないようで、デフォルトの状態で食べなくてはいけない模様。「つゆだく」好きには悲しいところなりが、本格的な販売が始まったら改善して欲しいところなりねぇ。

判明している、現時点の「豚丼」取り扱い店舗は結構多いようなのですべては掲載できないなりが、わかっている範囲の東京近郊の店舗は以下のとおり。あくまでも試験販売であり、突然販売が打ち切られたりすることもあるかもしれないなりが、一応載せておくなりね。

【「豚丼」試験販売店舗(東京近郊)】
お茶の水店(千代田区)、須田町店(千代田区)、新大橋通八丁堀店(中央区)、葛西駅前店(江戸川区)、恵比寿駅前店(渋谷区)、浜松町店(港区)、原宿竹下口店(渋谷区)、新宿一丁目店(新宿区)、池袋北口店(豊島区)、横浜駅西口店(横浜市)

前述のインタビュー記事では、豪州産の牛肉を使った「牛丼」の販売も検討しているようなので、こちらも楽しみにしておくとするなりか。「豚丼」も、機会があればぜひお試しを。



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