フジテレビ系ドラマ「プライド」効果でアイスホッケーが人気に。

2004/02/23 22:51 Written by コ○助

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やはり、というかなんというか。以前、木村拓哉がパイロット役で主演したTBS系ドラマ「GOOD LUCK!!」が高視聴率を記録したときに、航空関係への就職希望が急増したというニュースが出ていたなりが、今度は「プライド」効果でアイスホッケー人気に火がつき始めたようなり。もちろん、普段あまり目立たないところにスポットライトを当てたのだから、それが「月9」の話題作となれば今までよりも人気が上昇するのは当然のことではあるなりが、わかりやすい傾向すぎて、それもちょっとどうなのか、と。

なんでも、ドラマの放送開始後から日本アイスホッケーリーグの試合に若い女性やカップル客が増え、観客数は1試合あたり約20%も伸びているのだとか。これにはリーグの事務局も「例年、優勝争いが佳境になるシーズン後半は観客は多いのですが、今年はそれ以上。ドラマの影響です」と大喜びの様子。また、観戦するだけでなく、アイスホッケーのプレーを希望する人も急増しているというなり。

アイスホッケーは日本では長年地味なスポーツとしてのイメージができてしまっているなりが、アメリカでは4大スポーツのひとつに数えられているわけだし、純粋にスポーツとして面白くないわけが無いなりよね。日本ではプロリーグではなく、あくまでも実業団なので、この不景気のなかアイスホッケー部を廃部にする企業が相次いでいるなりが、せっかく上昇してきたアイスホッケー人気。この流れを一過性のブームに終わらせてしまうかどうかは、リーグ運営母体の今後のプロモーションの仕方にかかってくるのではないかと。

ちなみに、スカパー!やケーブルテレビではよくアイスホッケーの試合を放送していて、コ○助もたまに観ているなりよ。「氷上の格闘技」などと呼ばれるように、とにかく当たりが激しくて、そこがまた面白いのは確か。惜しむらくは、いくら画面で面白いと感じても、その面白さを共有する人たちがいないこと。まあこれはかつてWWEをよく観ていたときにも感じたことなりが、その感動を伝える相手がいないと、なかなか興味の熱を持続させるのは難しいなりよね。そういう意味でも、ファン人口を増やすべく、アイスホッケー関係者にはこの機会に頑張って欲しいものなり。

しかし、日本ではアイスホッケー以前にスケート人口が少ないという現実があるので、ここら辺から改善していくことを考えると、相当険しい道のりのような気もするなり。頑張れ、スケート業界。業界? 業界というくくりで良かったなりかね(笑)。

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