『バットマン』新作に渡辺謙が出演か。

2004/02/23 19:49 Written by

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1989年から続くシリーズで、過去4作が公開されている映画『バットマン』。日本ですんなりと受け入れらるかどうかと危惧されていたダークヒーローものながら、そこそこヒットしているこのシリーズであるが、その次回作の敵役として、『ラストサムライ』の演技でおおいに注目され、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた渡辺謙が出演者候補にリストアップされているのである。

このシリーズ、毎回悪役や脇役が注目されているのである。1作目にはアカデミー賞受賞経験のあるジャック・ニコルソン、その後もダニー・デビート、ミッシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー、そしてアーノルド・シュワルツェネッガー、といったそうそうたるメンバーが名を連ねているのであり、みんなヒーローのバットマンに劣らずダークな過去を持っているという設定。

特に1作目のジャック・ニコルソン演じる悪役・ジョーカーはもうさすがとしかいいようがなく、主役であるマイケル・キートンをすっかりと食っていたのであった。まあ、格が違うので仕方がないといえばそれまでだが。それにしてもマイケル・キートン、結構好きだったんだけど、最近見かけないがどこへ行ってしまったのであろうか。と思ったらテレビドラマに出たりしているようである。またスクリーンに戻ってきてくれ、マイケル!……おっと、話がそれてしまった。

今回渡辺謙が候補にあがっている役は、主人公バットマンの宿敵となる国際テロリスト。アラブ系の出身らしい謎の男の設定で、髪はグレーと白、瞳の色は緑色とのことである。さらにはアラブ語で「悪魔の頭」という意味の名前を持ち、人々から「闇の騎士」と呼ばれ恐れられるとのこと。うーん、あやしい、あやしすぎるのである。

この新作、『バットマン5』は、監督に『メメント』『インソムニア』のクリストファー・ノーラン、バットマン役は30歳のクリスチャン・ベール(『アメリカン・サイコ』『コレリ大尉のマンドリン』)に決定。リーアム・ニーソン(『シンドラーのリスト』『スターウォーズ・エピソード1』)、モーガン・フリーマン(『ショーシャンクの空に』『ディープ・インパクト』)らの出演が内定しているとのことで、やはり脇役が豪華キャストなのである。というか私サクラは主役のクリスチャン・ベールはよく知らないのであった。

それでも過去4作すべてを劇場で観ている私サクラ。最近はDCよりもマーヴェルのヒーロー、X-MENやスパイダーマン、ハルクなどにしびれているのであるが、この新作には期待しているのである。ぜひ渡辺謙にシブい役を演じてもらいたいのである。

公開はアメリカで05年夏予定とのこと。日本ではその冬になってしまうかもしれないのである。うーん、待ち遠しい。

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