アメリカ生まれでなくても大統領になれる権利を。

2004/02/23 16:39 Written by

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その圧倒的な知名度でアメリカ・カリフォルニア州の知事に当選、就任したアーノルド・シュワルツェネッガー氏。
以前にもここNarinari.comで取り上げられているように、かねてから政治的野心が強いと評されているのである彼。州知事就任前からも主張し続けていたように、あらためて先日テレビ番組に出演した際に、生まれがアメリカ国内ではない市民にも大統領の被選挙権を与えるべきだとの考えを示したのである。

そういうシュワちゃんはヨーロッパのオーストリア生まれ。アメリカ合衆国憲法の規定により、アメリカ国民として生まれた者しか大統領になれないため、憲法を修正しない限り彼は大統領にはなれないのである。そこで今回のテレビ出演でも、自分のように米国の市民権を取得してから20年以上たつ者には、大統領出馬の権利を認めるべきだと主張したのである。

『コナン・ザ・グレート』でその肉体美を大きく世に知らしめ、『ターミネーター』でさらに誰もが知ることとなったシュワちゃん。私サクラも『ターミネーター』から彼のファンで、出演作の大半は映画館で観ているのである。もちろん、政治家としての手腕は厳しい目で見守りたいと思うのであるが。

それではいざ憲法が修正されれば自らが大統領選に出馬するかとの質問されたシュワちゃん、「まったくわからない。考えたこともない」とかわしたとのことだが、もちろんそんなわけはないのである。彼は間違いなく大統領への道を歩んでいきたいと目論んでいるのである。間違いないのである。

アメリカ合衆国大統領、アーノルド・シュワルツェネッガー。うーん、どうなんであろうか。これはアリなのかどうなのか。やはりしばらくは状況を見守るしかあるまい。とはいっても市民権を取得してから20年以上たったら大統領出馬を認める、という主張にはアメリカの国家としての成り立ちを考えると私サクラも納得するのであった。

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