『太った火曜日』マルディグラ・パレード。

2004/02/22 02:28 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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『マルディグラ (Mardi Gras)」』と聞いて「?」と思う方も多いかと思います。日本ではまだなじみの少ない行事。一体なんなんでしょ?

でも実は、知らず知らずのうちにこの『マルディグラ』を祝う映像をテレビでごらんになっている日本の方も多いはずです。ブラジルの「リオのカーニバル」なら皆さんご存知かと。このリオのお祭りも、なんとマルディグラの一種なんすよ♪

『マルディグラ』とはフランス語で「太った火曜日」という意味。何故か「懺悔の火曜日」と約される時もあります。キリスト教のイースター(復活祭)の40日前(何故か日曜日は除いて計算)の謝肉祭の頃にあるのですが、この時期は春もそろそろ終わりを告げ、なんとなくわくわくする季節。んで、冬の陰気さを追っ払うためカーニバルをするのがマルディグラ・パレードの始まりだったとか。

冬は悪魔のやってくる季節と昔信じられていたので、ドンチャン騒ぎをして悪魔祓いをする、という意味合いもあったそうで…。

とにかくリオのお祭りにあるように、色とりどりのコスチュームで踊り騒ぐのですが、実はこのマルディグラ、小規模ながらセントルイスでも毎年開催されています。

パレードの最中、山車の上からビーズのネックレスやコイン、おもちゃなどを投げそれを観客が争って拾うのです。そのネックレスをクビにジャラジャラかけて歩く人を今週末は沢山みることでしょう。

ところで、このマルディグラ。ネックレスを投げてもらうために女性がシャツをめくりあげて胸を露出するのが習慣なんだそうで(笑)。これを楽しみにパレードを観に行く男性も少なくないそうです。

ジャネットもスーパーボウルのショーでなくて、マルディグラのパレード中だったら、あんなに「ポロリ」事件が騒がれなくてよかったのになぁ。

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