中井貴一主演の中国映画「ヘブン・アンド・アース」。

2004/02/22 02:25 Written by コ○助

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遣唐使として海を渡った日本人と、唐に仕える軍人との友情物語という題材が題材だけに、日本では主演した中井貴一を前面に押し出してのプロモーションとなっている「ヘブン・アンド・アース」。確かに遣唐使と言われてもピンと来ないのは事実。コ○助も受験のときには日本史を選択していたので一所懸命記憶をたどってみたなりが、このぬるい記憶に残っているのは「白紙(894年)に戻す遣唐使」と、白紙を決めたのが菅原道真ということ、あとは最初の遣唐使の代表として覚えた記憶がある犬上御田鍬くらいなりか。嗚呼、受験教育の弊害をここに見たり(自分の勉強不足は棚上げの方向で)。

さて、「ヘブン・アンド・アース」に話を戻すなりが、この作品、実はアジア映画好きな人にとってはちゃんと見どころ満載の作品になっているなりよ。監督は何平(フー・ピン)監督。一部では「中国の黒澤」と呼ぶ人もいるようなりが、寡作の人ではあるものの、世界的に高い評価を受けている大物監督として知られているなりね。世代的には陳凱歌(チェン・カイコー)監督よりも少し下にあたるなり。

主演は中井貴一のほかに、姜文(チアン・ウェン)や趙薇(ヴィッキー・チャオ)といった面々。姜文は現在中国映画のトップの俳優兼監督で、張藝謀(チャン・イーモウ)監督の「紅いコーリャン」や、自身が監督した「太陽の少年」などが印象深い人なりね。コ○助の中で「太陽の少年」は中国映画のベスト3に入る作品なので、姜文にはかなり思い入れがあるなりよ。趙薇は、日本ではもうすっかりおなじみ(なはず)。「少林サッカー」にも出演していたし、「少林サッカー」が公開されていた当時には、よく雑誌にもグラビアで登場していたなりよ。メチャクチャ美人な女優さんで、もちろんコ○助は大好き(笑)。コ○助の中の中国女優ベスト3に入る女優さんなり。ランキング大好きなりね……(反省)。

新疆ウイグル自治区やカザフスタンの国境付近など、ほとんど映画撮影の舞台になったことが無い地域での撮影がメインだったため、撮影時の苦労も多かったのだとか。なかなか好きな人でないと観る機会が無いかもしれないなりが、お時間あればぜひ観てみてくださいなり。コ○助も姜文&趙薇を観にいかなければ。

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