牛、銀行に寄り道。

2004/02/08 20:03 Written by

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ドイツにお住まいのポーラさん。彼女はとある結婚式のゲストでした。お金を下ろす用事があったのでしょうか、式場に向かう前に銀行に寄り道をしたようです。

しかし、このポーラさん。実は牛。英語で言うとビーフ。じゃなくてカウ。

各業界では、その職種に関する「伝説的なお客様」が業界内で密かに語られていたりするのですが、えー、閲覧者の方の中で牛が店に入ってきたという方、おらっしゃいますでしょうか?

まあ、私のいるネバタ州でも「朝起きたら裏庭に熊がいたんだよ。びっくりしたね。アッハッハ」という眠気もぱっちりな事件が時々起きたりしますが…

閑話休題しまして。
「一瞬だったけど、牛が入ってきたと思ったら綺麗にターンをして出て行ったんだ…びっくりだよ」とは銀行員。

なんでもドイツのこの地方では、結婚式の際、花嫁が自身の家事の能力を証明するために、牛の乳を搾る一幕があるのだとか。このポーラさんはその「搾られ役」だったわけですが。

リンク先に写真があるのですが、写真を見ると彼女にはエスコート役はついていなかったみたいですね。牛が銀行…恐らくポーラさんにしてみれば何の意味も無かった行動だと思うのですが、それにしても謎です。銀行に入り、何をするでもなくそのまま帰っていったのですから。

「アラ、間違えちゃったわ。式はココじゃなかったわね…」といった感じでしょうか。

それより気になるのは彼女は何処から一人で来たのか。まさか牧場から一牛で歩いてきたわけでもないでしょうし、まったくエスコートは何をしていたんですかね。笑

エスコート役はカエルだったりすると面白かったんですがね。(笑)

今回の英文は、驚きの銀行員のコメント。
"The cow entered, made an elegant turn and walked right back out," a bank spokeswoman said. "It was an extraordinary experience, but it was over very quickly."



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