老夫婦、くじに同じ番号を選び当選。

2004/02/08 19:46 Written by

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一卵性双生児は、趣味や異性の好み、はたまた行動パターンが似ているというのは良く聞く話です。双子ではないのですが今回ご紹介するのは、とある老夫婦に舞い降りた奇跡のお話。

アメリカでは、州ごとに宝くじがあります。それは日本で言うNumbersと同じような感覚で、50個ある数字の中から数個を当てるという様な物です。これがなかなか当たらないんですよ。(汗
私はうお座の男なのにおかしいな・・(←とある統計によるとうお座の男の人のくじの当選確率がとても高いのだとか。)

ウェストバージニア州にお住まいのリチャードさん(66)とロイスさん(65)。共に同じ週のくじに、偶然同じ番号を買いました。何でも数字はご家族の誕生日にまつわるものだったらしいのですが。二人とも同時に買ったわけではないので、よほど偶然というか、考え方が似ていたというか、なんとも微笑ましいストーリーです。

しかし、奇跡はまだ続きます。なんと、この番号が見事当選。ご夫婦そろって仲良くそれぞれ2万5千ドル(約270万円)を獲得されました。

なんでも、当選番号を見るまでお互いが同じ番号を買っていることに気付かず、二人とも「当選したよ!」と報告した事から発覚した模様。

ロイスさんは、「びっくりしたわ。だって同じ番号を買っていたなんて知らなかったもの。私は自分が当選したと知って興奮したわ。夫もそう。そして二人が同じ番号で当選したという事に夫婦そろって興奮し、そしてそれを子供たちに伝えたら彼らも喜んでくれたの。」との事。なんとも微笑ましいですね。この一文から彼女たちが当選を喜んでいる瞬間が頭に浮かんでくるようです。

夢を買うとはよく言ったものだと思いますが、この当選はこの老夫婦・子供達に当選金額以上の喜びをもたらしたんじゃないでしょうか。だって想像してみてください。二人仲良く、しかも同じ番号で当選したんですから。

さて、二人合わせておよそ540万円勝ったことになるのですが、どう使うんでしょうか。
二人仲良く世界一周旅行、とか良いかもしれませんね。

アメリカでは老いてからでも手をつないで歩いたり、公衆の前でキスをしたり、はたまたハーレーにまたがり大陸を横断する等、周囲に微笑ましい幸せを分けてくれる場面に良く出くわすのですが、このニュースが皆さんにも笑顔を届けるこが出来るかな、と思い紹介させていただきました。

さて、今回の英文はロイスさんのコメント。
"I was excited for me. He was excited for himself, then we were excited for each other and we had everybody else getting excited along behind us," Lois Thomas said.

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