小学2年女子、クラスメイトに暴言を吐いて停学。

2004/02/08 19:16 Written by

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小学校の頃は、良く相手の事も考えずに相手をけなす言葉をよく言ってました。皆さんも、多少は覚えがあるかと思います。「お前の母ちゃんでべそ」、「やめてよして触らないで垢がつくから…」等。言っている側からすればそんな深い意味は無いのかもしれませんが、言われたほうは結構傷つくんですよね。今思い返せば、ああ、子供の下らない喧嘩だったのだなぁと思いますが。

さて今回の事件はピッツバーグで起きました。なんでも、小学2年の女の子が、同じクラスの男の子に「神に誓って貴方は地獄に行くわ。」と言ったのですが、その発言に対し小学校側が彼女に対して1週間の謹慎処分を申し付けました。ちなみにこの小学校は公立です。

小学校2年生ですし、恐らく何かの口論の弾みで出てしまった言葉だと思います。「地元の新聞から引用した」という事からも、彼女が真に意味したのでは無いのだろうと思いますが…。

彼女の両親は、「生徒がナイフや銃を学校に持ち込んで黙認されるこのご時勢、「地獄行き」と弾みで言っただけでこの様な処分は遺憾だ。」とコメント。 これに対し、学校は「学校では人を冒涜するような発言を禁止している、」とのこと。しかし地元の新聞は、その冒涜が実際にどういう言葉を指すのか曖昧だと批判しています。

問題になった言葉は"Hell"なのですが、私個人としては、hellよりさらに汚い言葉が日常会話に溢れるこの国で、小学校2年生に対しこの様な処分は多少行き過ぎの様な気がします。

さて、真木さんの著書にもある通り、この事件に対し弁護士が敏感に反応。遠くはニューヨークの弁護士が彼女の弁護にまわると名乗り上げているようです。

事の顛末、どうなるんでしょうか。

さて、今度から簡単な英語文を記事ごとに一つ(訳も入れて)紹介していこうと思うのですが、皆さんはどう思われますでしょうか?

今回は試験的に、彼女の両親の言葉を紹介します。
"Kids are bringing guns and knives to school. ... They've got dope. And we're worried about 'hell'?" said her father, Wayne McKenith.

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