阪神のカツノリ捕手が巨人へトレード。

2004/01/24 13:58 Written by コ○助

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阪神の中でも、特に明るいキャラクターが知られているカツノリ捕手。ご存知の通り野村克也元監督の息子なりが、阪神を野村元監督が去ってからは、何度も解雇の噂が囁かれていたなりね。今年9月頃には、球団が戦力外を決め、ブルペン捕手のポストを用意するというニュースも流れていたなりが、星野仙一前監督が電撃的に退団を決めたため、その編成の話もうやむやとなっていたなり。そして、電撃的に巨人への移籍が金銭トレードが発表されたなりね。

カツノリ捕手は1995年12月に、父・野村克也のいるヤクルトからドラフト3位で入団。当時から自分の息子の獲得を強引に進めた野村監督のことを「親ばか」と揶揄する向きもあったなりが、明治大学2年のときには六大学野球リーグの首位打者と打点王を獲得するなど、決して悪い素材という評価ではなかったなりね。確かに、将来を嘱望しても良い、名捕手であった父・克也に近づける可能性を持った選手だったなり。

ただ、ヤクルトには不動の捕手、古田敦也捕手が君臨。ヤクルトのみならず、セ・リーグを、そして球界を代表するこの名捕手の陰にあって、当然出番に恵まれることはなく、延々と控えが続くことになるなりね。

そして1998年に父・野村克也が阪神の監督に就任。そのタイミングではカツノリ捕手はヤクルトに残留したなりが、翌年に金銭トレードで阪神へ。ただ、阪神にも、矢野輝弘捕手が不動の正捕手として存在したため、カツノリ捕手はあくまでも控え捕手。1軍と2軍を行ったり来たりの生活が続いていたなり。

そういう意味では、今回の巨人への移籍はカツノリ捕手にとってはチャンスなのかも。巨人には阿部慎之助捕手が正捕手としているなりが、昨年はケガもあって戦線を離脱。巨人が精彩を欠いた理由のひとつともなってしまっただけに、巨人としては二番手の捕手の補強が急務だったなりね。カツノリ捕手は、捕手としては肩が弱い部類に入るため、正捕手は厳しいという見方が一般的なりが、キャッチングの上手さには定評があるだけに、ここぞと言うとこで確実に守れる捕手として重用される可能性はあるかもしれないなり。阿部捕手も、古田捕手のようなタフなイメージが無いので、もしかしたら今年もケガしてしまうことはあるかもしれないし。

カツノリ捕手の移籍を巡っては、巨人と阪神が争奪戦を繰り広げているシダックス(野村監督が率いる社会人チーム)の野間口投手が絡んだ政治的なトレードだと見る向きもあるようなりが、それはともかくとして、カツノリ捕手が巨人で活躍してくれることを期待しておくなり。コ○助はカツノリ捕手、好きだったなりよ。ほんと、頑張って欲しいものなり。

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