今日の左45度(米時間1月23日)。

2004/01/24 13:20 Written by

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某有名チェーンで、牛丼の販売中止が噂されるなど、アメリカワシントン州で見つかった狂牛病は日本の牛肉市場に結構な影響を及ぼしていますね。

さて、それでは肝心のアメリカ国内はどうなんでしょう。

結論から言うと、殆どの人が「気にしていない」です。

確かに、空港の税関はかなり敏感になっていました。私も帰国寸前に12皿分のカレールーが特売100円で売っていたので大量輸入を試みたのですが(アメリカで買うと600円位する)、係員の方、成分表示に「牛」の文字を見つけるやいなや没収。「牛脂」だし、個人で使う範囲だから、といってもびくともしません。何でも、政府から「牛」と表示された食品は没収しろとの通達があったのだとか。あぁ、これで今年はカレー予算は安泰だと思っていたのに (涙)

さて、牛肉は値崩れしているのかな、とスーパーに行ったのですが、そんな雰囲気全然なし。それどころか皆さん牛肉を大量に買っていかれます。

BSEが気にならないのかと、何人かの人に聞いたのですが、皆さん口をそろえてNO。なんでも発見されたのが今でも、その以前からどうせそういうのはあったんだろうし今更騒いで食べるのを止めても遅いし、という意見が殆ど。牛肉を愛して病まなく、食べるのを止める、なんて考えられないという人もいましたよ。

学校のカフェテリアでも、牛肉が使われていて、学生皆全然気にしてない様子。BSEを知らないわけではなく、気にしていないみたいですね。

そもそも、バラエティの少ない学食メニューから牛肉のチョイスを消すと毎日それこそ食べるものがなくなってしまう、という悲劇が起こるために仕方が無く食べているという可能性もありますが・・・

聞いた中で、牛肉を買わないといったのはベジタリアンの人のみ。特にアメリカ人の食卓にはBSEの影響は出ていない様です。

今回変えるときに、もしも値段が崩れていたら普段は高価(それでも日本に比べると)で手が出せない牛肉が沢山食べれるなぁと期待しての帰国だったのですが、その夢は見事に崩れ、今日も黙って骨付き鶏肉に手を伸ばすのでした。

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