本日の左45度 (米時間1月19日)。

2004/01/20 06:13 Written by

このエントリーをはてなブックマークに追加


明日から新学期でちょっと気分が重たい望月です皆さんこんにちわ。ちなみにアメリカ、今日はマーチンルーサーキングデイ(MLK Day)で祝日だったりします。

さて、去年の冬アメリカに帰っていたわけですが、やはり暫く帰っていないとアメリカと日本との違いというのに凄く敏感になります。今日から数日にかけて、私が特に気づいた顕著な違いについて書きたいと思います。

今日は、「音」について。

アメリカ大リーグ中継を見ている方なら分かると思うのですが、アメリカ人さんは野球を見るときには基本的に静かです。日本のようにラッパや応援歌などはありません。逆に、アメリカ人さんから言わせると、何で日本人は試合中にあんな騒ぐんだ、試合に集中できないじゃないか、あれじゃあ応援する為に応援しているんじゃなく、騒ぎたいから応援しているみたいだ、と私の大の野球ファンのアメリカ人友達は言っていました。ご意見は最もなのですが、前日の松井の成績が悪いからって私に八つ当たりするの止めてください。本気で痛いです。

さて、話がずれましたが、この野球観戦の姿勢が、両国の”音”に関してもそのまま適用されます。たとえば、バスや電車。日本では、いちいち次の停車駅、到着予定時刻、扉が開く方向などをアナウンスしますよね。バスだったらそこの停留所のプチ観光案内などもやっていると思います。アメリカはこれがありません。放送が無いので、自分で注意していないとどんどんバスなどはバス停を過ぎていってしまいます。困るのは、慣れればいいのですが、乗ったことの無い路線だったりすると、何処にバス停があるのか、次はどこら辺に止まるのか、また○○にいきたい場合は何処で降りれば良いのかが全く分からないことです。その場合は仕方が無いので運転手さんにその旨を告げて教えてもらうようにしていますが。ここまで野放しにするのもどうかと思いますが、でも確かに日本の放送はちょっと過保護すぎるかな、という気もします。今回は日系の航空会社で帰ってきたのですが、他の航空会社だと、せいぜい着陸前のアナウンスは到着地の気温・時刻のみ。しかし、そこの会社は、今日本では何が流行っているかとか、風邪が流行ってるから注意をしてくださいとか、そういう事を延々と話していました。ちょっと余計かな、という気がしましたね。

町を歩いていてもそうです。アメリカではSFやLAみたいなところは余り”音”はありません。聞こえてストリートパフォーマーの演奏くらいです。なので、町の”雑音”がとても生き生きとしているんですね。ところが、日本ですと新宿や渋谷だと、まず広告の音楽、お店の宣伝、商店街が流している音楽など、雑音に溢れかえっています。僕は結構こういう感じが好きなのですが、アメリカ人さんから言わせると、ただでさえ人が多くて疲れるのに四方八方から聞こえてくる音で余計にストレスがたまる、とのこと。

スーパーやモール内でも、アメリカでは比較的BGMは無いのですが、日本で無いところは殆ど無いですよね。

”静かなアメリカ”と”賑やかな日本”
皆さんはどっちがお好みでしょうか?

僕は足して3.14で割れたらいいなぁと思ったり・・・。



TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.