「マンネリで大いに結構」志村けんインタビュー。

2004/01/09 14:26 Written by コ○助

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年末年始もテレビに出まくりだった志村けん。ザ・ドリフターズに最後に加入して、結局今でもお笑いタレントとしてひた走っているのは志村けんだけということを考えても、全盛期の頃から志村けんのセンスってのは相当突き抜けていたなりよね。

他のメンバーはといえば、加藤茶はもちろん面白いなりが、お笑いタレントとして活動しているとは言い難いし、仲本工事や高木ブーは幼少の頃「8時だヨ ! 全員集合」をリアルタイムに見ていたときには面白いと思っていたものの、今の笑いのツボとは異なるからなのか、そもそも面白くなかったからなのかは分からないなりが、最近のトーク番組やコントの掛け合いなどを見てもあまり面白くない(と、コ○助は感じる)なり。そういう意味でも、時代と共に変わる笑いに適応し続けている志村けんは、やっぱり偉大だなぁ、と。

「とにかくみんなネタをやらないよね。お笑いがトークバラエティーばかりになっちゃって」
「ロケで延々とモノ食ってたりさ。その場でパーッと楽しくというのも芸だけど、人の記憶には残らない」
「マンネリで大いに結構。ほかの人はマンネリまでいかないじゃないですか。定番があるのは全然恥ずかしいことじゃない」
「トークで瞬発的に盛り上げる明石家さんまさんもすごいけど彼のようになりたいとは思わない。目指す方向が違うから」

一時全くテレビに出ない時期もあった志村けんなりが、きっと「お笑いは作り込んでこそナンボ」という哲学を持っていることが安易なテレビ出演にブレーキをかけさせていたのかもしれないなりね。最近はバラエティー番組のゲストのみならず、司会を務めるような番組もたまに見受けられるなりが、このインタビューを読む限りではそういった仕事は不本意ということなりか。まあ確かに、司会をしている志村けんは、「いいおじさん」には見えるなりが、「8時だヨ ! 全員集合」の頃のような尖った面白さは感じられないわけで。どちらが良いかは分からないなりが、コ○助も昔の「8時だヨ ! 全員集合」のイメージが強いだけに、コントやっている志村けんの方が好きなりかねぇ。ま、いずれまた生の舞台でコントを披露してもらいたいものなり。

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