Apple、4GBのHDDを搭載した「iPod mini」を発表。

2004/01/08 07:44 Written by コ○助

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毎度Macworld Expoの前には新しい製品の登場をめぐって様々な憶測が飛んでいるなりが、今回のMacworld Expo直前には「100ドルの廉価版iPod」が登場するのではないかと、ファンサイトを中心に噂が噂を呼んでいたなりよね。いまやMac本体に並ぶAppleの重要な収益の柱となっているiPodなだけに、ラインナップを拡大して、さらにユーザーを増やして携帯オーディオプレーヤー市場を席巻していくのではないか。そんなシナリオまで語られていたなり。100ドル、日本円で1万円強の携帯オーディオプレーヤーで、しかもHDD搭載のものとなれば、爆発的に売れること確実。これまでこの価格帯はシリコンオーディオプレーヤーが幅を利かせていたなりが、そこに低価格のHDDオーディオプレーヤーが参入してくるとなれば、既存のメーカーにとっては脅威になるはずだったなり。

と、まあいつも事前に語られる噂は、尾ひれがいっぱいついているものなので、そのままの製品が登場するということは少ないのが通例。なので、コ○助も「本当にそんなの登場するのかなぁ」と半ば懐疑的にMacworld Expoの開催を待っていたなりが、実際に発表されたのはiPodをさらに小型化、価格は249ドルで、5つのカラーバリエーション(シルバー、ゴールド、ピンク、ブルー、グリーン)からなる「iPod mini」だったなり。ちょっと微妙。

何が微妙かと言えば、一番微妙なのはその価格。通常のiPodの最も安いモデルは、「iPod mini」の発表に伴ってHDDが増量され、価格が下がって31,800円(15GBモデル)。「iPod mini」との価格は恐らくレートを考えると3万円近くなると思われるだけに、たった1,000〜2,000円程度の価格差で、容量差が11GBもあるのはいかがなものかな、と。もちろん「iPod mini」は小型化されていてより持ち運びやすいとか、色が選べて良いといった利点もあるなりが、現行のiPodがデザインが悪いわけでも、それほど大きいというわけでも無いので、果たして「iPod mini」がどこまで受け入れられるのか、という疑問が湧いてしまうなりね。まあそうは言ってもそこそこ売れるとは思うなりが、でも最初のiPodのヒットのような売れ行きは無さそうな気も。

コ○助的には、やっぱり31,800円という価格と、これまでずっと「いいなぁ」と憧れを持っていた現行のiPodの15GBモデルに魅かれるところ。15GBもあれば、普通に携帯オーディオプレーヤーとして使っているだけなら不満はない容量のはずだし、20GBモデル(42,800円)の価格と比較してみても、一番バランスが良くて買いやすいモデルになっていると思うなり。年も明けて気分一新、いろいろと身の回りのモノを刷新したい季節なだけに、コ○助の手が動きそうな予感なり(笑)。

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