アメリカの主要都市の殺人件数、2003年度の場合。

2004/01/04 11:58 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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アメリカは銃社会。日本人の一般的なイメージとしては、なんとなく危険な場所…という気がしますよね。それでも、最近アメリカの殺人犯罪件数は全国的に減少していると言われ、それを証明する2003年度の主要都市の殺人件数が発表されました。

それによると、昨年一番殺人が多かった都市はイリノイ州のシカゴで599件。しかし一昨年と比べると減少しています。一番危険な都市と言われてきたNYですが、シカゴの人口の三倍人が住んでいるものの、殺人発生数は596件。ほんの十数年前には2000件以上の殺人があったのですから、まあ安全になったこと(笑)。

ちなみに、今回の統計で一番殺人数が少なかったのは我がミズーリ州セントルイスで、なんと69件。これは1962年以来の低い数字だそうです。セントルイスは昨年、某雑誌で「アメリカで一番女性の健康に悪い都市」という汚名を頂いたばかりなので、ちょっと名誉挽回と言ったところでしょうか?

あ、余談になりますが。セントルイス市からミシシッピ河を渡りイリノイ州に入った対岸にイースト・セントルイスと言う町があります。ここは、セントルイスと隣接しているものの、アメリカ全土でもっとも治安の悪い危険地帯と呼ばれています…。セントルイジアンは絶対に近寄りません。何らかの理由があってここを通り過ぎる時は、絶対高速道路から下りないのは基本中の基本だとか(汗)。

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