紅白歌合戦の裏番組、K-1が19.5%と過去最高。

2004/01/03 16:50 Written by コ○助

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見た!見た!コ○助も見た!ということで、曙の格闘家デビュー戦に熱い視線が送られたTBS系の「K-1プレミアム2003 人類史上最強王決定戦Dynamite!!」。純粋にK-1が好きな人、曙が好きな人、はたまたボブ・サップが好きな人、そして「他に見るものが無い」と嘆いていた人、そんな多くの人を上手く取り込んだのか、19.5%と高視聴率を記録。この視聴率は過去の紅白の裏番組としては史上最高だったというなり。それは凄い。凄いなりが、K-1が凄いというよりも、曙が凄い……。やっぱり、単純に貴乃花と相撲一時代を築いた名横綱が、違うフィールドでどのような戦いを見せてくれるのかは、一般の人にも興味深いことだったなりね。結果は下馬評通りとなってしまったなりが、ある意味貴重なものを見たように思うなり。

この高視聴率について、TBSは「格闘技に興味を持たなかった人までも注目する一戦が、信じられない視聴率につながった。今後も大みそかの恒例として盛り上げていきたい」と大喜びだったのだとか。確かに大喜びして良いほどの快挙だったとは思うなりが、果たして曙で注目させた今年の数字が、来年以降も取れるのかと言われればかなり疑問。格闘技ファンの裾野が広がったと手放しで喜べる結果というわけでも無いので、K-1を「大みそか恒例」と決めうちしてしまうのもどうなりかねぇ。事実、コ○助の周囲だけでさえ「ほんと、大みそかは格闘技ばかりで見るものが無い」と嘆いていた人が多いだけに、もっとソフトをちゃんと作るというところから見直すことだって必要だと思うなりが。まあそれはK-1やフジテレビのPRIDE(17.2%)に完敗したイノキボンバイエ(5.1%)を放送した日本テレビや、ちゃんと裏番組を作っていたテレビ朝日などがやれば良いことなのかもしれないなりが。このTBSの語り口だと、どうも向こう数年は「大みそかに格闘技」は続きそうなりね。

しかし、きっと誰もが思っていることだとは思うなりが、各イベントにPRIDEやK-1、プロレスの選手が入り乱れて参戦しているなりから、いっそのことひとつのイベントにまとめてやれば、相当盛り上がるだろうに。各イベントを見ていて、メーン以外の試合は正直普通の人にとっては全然魅力の無いものが多かったと感じる内容だっただけに、格闘技界の層の薄さのようなものを感じてしまったなりよ。ひとつにまとめて、魅力ある試合ばかりを放送すれば、きっともっともっと視聴率も取れて、もっと格闘技ファンの裾野を広げることになると思うなりが。まあそれも各興行主の権利争いがあるので、無理なのかもしれないなりが、何年かけてでも実現して欲しいものなり。

皆さんは大みそかのテレビ、何を見たなりか?



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