バイオノート505エクストリーム「モック物語」。

2003/12/21 00:22 Written by コ○助

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極薄、超軽量で話題の「VAIO PCG-X505」。先日、コ○助も秋葉原に行ってモックを見てきたなりが、いろいろな記事で伝えられているように、まあ驚くべき形状だったなりよ。薄いということも、軽いということも、ともに実際に記事を読んで想像していたよりも驚いたものなり。こういうパソコンこそ、今後のモバイルパソコンとしてあるべきかたちなのかな、と。もちろん、30万円近い価格や、機能が絞られている点、タッチパッドが無い点、そして好みが分かれそうなキーボードなど、不満になりそうな点を上げればいくつも出て来そうなりが、これからのモバイルパソコンの姿に一石を投じたという意味でも、重要な位置づけのパソコンなのではないかと。

「VAIO PCG-X505」はスペック的にはCPUに超低電圧版Pentium M/1GHz、メモリ512MB、20GBのHDD、10.4型TFT液晶といった構成。最近の製品にしてはやや物足りない感じのスペックではあるなりが、このモデルはあくまでも薄さ・軽さを追求したものなので、ある程度の妥協は仕方がないところ。今後の技術改良と、スペックアップに期待したいものなり。

さて、そんなバイオノート505エクストリームなわけなりが、開発過程でいくつも製作され、試行錯誤が繰り返されたモック。どのようなモックが製作され、最終的なデザインに行き着いたのか、といった開発陣直撃のインタビュー記事が出ていたなり。
「(レイアウトで最も困難を極めたのは)バッテリーの搭載位置」
「ボタン形状のキーボードデザインは、ユーザーに不評ではないかと心配だった」
「過去に同様なキーボードを採用したPCの実績や、たまたま設計者の家族が所有していたキッズ用PCのキーボードがボタン形状だったこともあって、最初は非常に不安だった。不思議なもので、見た目の印象がキータッチの感触にも影響してしまう」

バイオノート505エクストリームが気になる人はぜひご一読を。


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