映画先取り情報: Lost in Translation

2003/12/12 20:46 Written by

このエントリーをはてなブックマークに追加


最近日米同時にLast Samuraiが公開され話題になってますが、私の地元でも凄い事になってます。 通り過ぎるアメリカ人にサムライー、と切りかかられたり、授業に行けば先生がLast Samuraiの感想を延々と30分も話すなど、ちょっとしたフィーバーが起こってます。正直ちょっと迷惑だったりします (笑) 僕が見に行ったときなんて、終わった瞬間観客が全員スタンディングオベーションを!!映画館なのに!製作者いないのに!!と戸惑いつつも、ああ、好評なんだなぁと実感する今日この頃です。

さて、日本での公開は来年の3月なのですが、今アメリカで公開されている日本を題材にした映画でもう一つ、ものすごく好評な映画があります。それは、ソフィア・コッポラ監督の"Lost in Translation" お話の内容は、ハリウッドの俳優が、サントリーウイスキーのCM収録のため、日本を訪れるというもの。日本で未知の文化に困惑したり、ダメダメな通訳に困ったりと、外国人が日本で出会いがちなトラブルを綺麗に描写しています。まぁ、映画なんで多少大げさに描かれていますが・・
ストーリーは、コメディから次第にとある女の人とのラブストーリー的な物に変わっていきます。

日本人は英語がわからなくても笑う、などの外国人から見た「日本のステレオタイプ」が映画のいたる所に。(笑

そして、日本人が話す”受験英語”も”変な物”ターゲットになってます。

たとえば。
「部屋に入ってよろしいですか?」と聞くとき、どう聞くでしょう?Enterを思い浮かべた方もいるかもしれません。実際、この映画でも"may I enter?"と聞いています。しかし、ネイティブの方たちはここで笑のつぼにスイッチが入るんですね。なぜなら普段はこういう聞き方をしないのです。私の知る範囲では、ネイティブは"Can I come in?"という表現を使っているようです。

全体の感想としては、まあそこまで極端ではないが、あながち嘘では無いな・・という感じ。

公式ホームページに予告編がありますので、それを見て興味が湧いたら是非劇場に!

PS この映画、Matthew こと 藤井隆さんもあのキャラのまま、主人公を困惑させる役として出演されています。Mattewは本当にglobalだったんですね〜。

*予告編を見るには、トップページの"View the Trailer"をクリックしてください。





TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.