キリンの肉が食べられる国。

2003/12/12 14:37 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


先日、テレビを見ていると。肉のかたまりを串刺しにして提供するシュラスコを食べている風景が映し出されていたなりが、食べている肉の名前を「ジラフ」「ジラフ」と言っていたなりよ。はて、「ジラフ」って何だったっけと数秒……。はう!キリンじゃないなりか、キリン(笑)。

そこは南アフリカのヨハネスブルグ。マイカーで進むタイプの巨大なサファリパーク内にあるレストランの光景だったなり。サファリパークでキリンを食べる。日本では絶対にお目にかかれない光景なり。
なぜキリンがシュラスコとして提供されているのかというと、このサファリパークでは個体が増えすぎたときに、パーク内の環境を維持するために動物を食用にして提供しているのだとか。この発想がとてもアフリカ的なりが、そんなわけでキリンの他にもシマウマやダチョウなんかもよく提供されているようなり。

その番組の中で、観光に来ていたという日本人がキリンのシュラスコについて感想を語っていたなりが、「とても美味しい」というようなことを言っていたなりよ。へー、キリンって美味しいなりか。食いしん坊のコ○助としては当然興味が引かれるところ。南アフリカは遠いなりが、ちょっと行ってみたいなりよ、これ。

行くかどうかは別にして、とりあえずヨハネスブルグについて調べてみることにしたなり。いったいどんな街なんだろうなぁ、と。南アフリカって最近はずいぶん良い国になったという話も聞くし、ヨーロッパ方面からの観光客も多いようなので、どんな感じなのか興味があったなりね。

ところが。ヨハネスブルグと検索してみて、見つかった情報は、「危険」というものが多いなりよ(笑)。例えば「恐怖のヨハネスブルク」というページを見てみると。もうタイトルからしておかしいなりが(笑)。
「一説によると年間の殺人事件発生件数は、ニューヨークのそれとほぼ同数らしい(人口は1/8である)」
「(英語版『地球の歩き方』と言われる『Lonely Planet』は)『社会勉強をするのでなければ、旅行者はこの街には近づかない方がいい』とまで書いている」

ヨハネスブルグは今でもなお南アフリカの経済の中心地でもあるようなりが、こんなに治安が悪くなってしまったのは、やはりアパルトヘイト政策による弊害。隔離政策が撤廃されたために、都市部に大幅に人が流入。失業率の増加を招き、犯罪が増えてしまった、という流れがあってのことのようなり。

キリンの肉が食べられる!と思って行ってみたいと思ってみたものの、早くもコ○助の腰が引けているなり(笑)。まあそうは言ってもパック旅行でヨハネスブルグを訪れるツアーもあるので、実際にはそこまで恐れることも無いのかも……いや、ちょっとそこは何とも言えないなりね。

ま、長い人生、一度くらいはキリンの肉も食べてみたいもの。いずれ機会があるならば、ヨハネスブルグにも行ってみたいなり。テレビで見たヨハネスブルグは悪い感じでは無かったなりよ、ほんと。普通に綺麗な街だったのに。


TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.