映画「座頭市」の続編をハリウッドで製作も。

2003/12/09 02:04 Written by コ○助

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「座頭市」観たなりか?コ○助は北野武監督作品は結構観てきたなりが、正直それほど好きな部類では無かったなりよ。基本的にヤクザ映画とか暴力映画の類をコ○助は好まないので、北野監督作品で「好き」と言えるのは金子賢と安藤政信が初々しかった「キッズ・リターン」くらい。青春モノ、ツボなり(笑)。単純なりねぇ。

「座頭市」はそんなコ○助も楽しんだ作品。観る前は「なぜ金髪」「なぜミュージカル」と疑問ばかりが浮かんでいたなりが、好きとか嫌いとかではなく、単純に楽しめた作品だったなりよ。ハリウッド大作映画を観たあとに感じるような、爽快感に似たものが少しあったなり。やや残酷なシーンもあったなりが、「キル・ビル」なんかと比べたら全然可愛いなりね(笑)。「キル・ビル」、今思い返しても残酷な作品なり。

「座頭市」にハリウッド大作映画のような感覚を受けたのは、わかりやすい勧善懲悪モノだったからなのかもしれないなり。貧しい農民を救うヒーロー的な「座頭市」は、それまでの北野作品とは大きく趣を異にしているし。それが悪いというわけではなく、北野監督の違う方向性として、この路線も大事にして欲しいと感じたなりよ。だって「座頭市」、コ○助は面白かったのだもの。

日本で「座頭市」は大ヒット。海外でも第60回ヴェネチア国際映画祭で監督賞を受賞するなど、かなり高い評価を受けていることもあって、続編製作の話がチラホラと出ているようなり。これに対し、北野監督は「3年待って」と言っているようなので、続編を製作すること自体は否定的な感じでは無いようなりね。そして関係者の間では、続編を製作する以上、前作を越える必要があるため、ハリウッドでスケールの大きな撮影を敢行……というプランも出ているのだとか。まだずいぶんと先の話なので実感は湧かないなりが、「座頭市」の最後のシーンは、いくらでも続編が作れそうな終わり方だったので期待しても良いのではないかと。コ○助も気長に、楽しみにしておくとするなり。

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