これまですでに何回か戦力外に関するニュースをお伝えしている川尻投手。近鉄にトレードに出されるという話もお伝えしたなりが、その交換要員が決定したなり。当初金銭トレードとの報道もあったので、川尻投手クラスの選手を金銭で売っ払うなんて何だかもったいないと思っていたなりが、ちゃんと交換要員が付くことになったなりね。

阪神に来ることになったのは、1997年ドラフト1位でPL学園から近鉄に入団した前川勝彦投手。今季は4勝2敗、防御率7.38という成績だったなりが、2000年に8勝、2001年に12勝を挙げたこともある左腕投手なり。もともと制球が悪く防御率が良くないという、致命的な問題を抱えている上に、激太りといった自己管理能力を問われるようなこともあったようなりが、最近はそれも改善されたのだとか。なかなか破天荒なタイプの選手らしいなりが、そこら辺は川尻投手と相通じるものがあるなりね（笑）。

今回のトレードは近鉄側が川尻投手を「環境が変われば活躍できる」と熱望していたようで、阪神では余剰戦力になっていた川尻投手が活かされるトレードになりそうなりね。かつては主力、ローテーションの柱だった川尻投手が移籍するのは寂しい思いも当然あるなりが、またかつてのような快投を見られるのであれば、「近鉄・川尻」を早く見てみたい気もするなり。

阪神にやって来た前川投手は地元・PL学園出身ということで、再びホームグラウンドに戻ってきてどんなピッチングを見せてくれるのか楽しみ。解雇されたトレイ・ムーア投手や、FA流出が懸念されている下柳剛投手らの実績ある左腕投手の穴埋めとして期待するのは酷だと思うなりが、こちらも環境が変わることで化けることに期待したいものなり。

なにはともあれ、川尻投手のトレードが無事にまとまって良かった良かった。