ディズニーの内部戦争。

2003/12/03 13:43 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール家の4歳になる長女。ちゃらちゃらした女の子に育って欲しくないという、父親の意向から、生まれてから男の子のような格好をさせられておりました。

彼女自身も一時期カージナルス(セントルイスの地元MLB野球チーム)のシャツが大好きで毎朝のお着替えの時間は「カーノ(カージナルスがこう聞こえる)がいーの。」と赤いシャツを手にして、野球ファンの父親を喜ばせていたのですが…。

それが、ある朝から豹変。いきなりお姫様に目覚めてしまったのです。着る服はスカートかワンピース。髪の毛は長く伸ばして、親のお化粧道具にも興味津々…。ダンナ、泣きましたね実際。

そしてその頃、ディズニーから売り出された「プリンセスシリーズ」(やっと本題)。今まで作成されたディズニー映画に登場するお姫様をひとつにまとめて、パッケージし直し見事なまでの使い回し作戦だったわけですが、これが大当たり…。娘の心にも的確にヒットしちゃいました。

今までバービーが勢力を振るっていた着せ替え人形マーケットに参入して成功したのはその功績を認めますが、その後我が家に増える増えるプリンセスのグッズ達。一体どれほどディズニーにつぎ込めば良いのだ?と私の財布の中身は涼しくなる一方なんですよ。

で、ちょっとばかりディズニーに敗北気味のウォール家なんですが。今回の経営陣の内紛のニュースには、常々あのミッキーの笑顔にも「夢を与えるとか言って、結局金儲けだろうが、けーっ!」みたく感じているワタクシとしては、ああぁやっぱり裏を返せばドロドロしてんのねぇ…と妙に納得させられて気が晴れた(笑)。

でもその私の横で、娘のクリスマスのプレゼントに、プリンセス関連のグッズを山ほど買っているのダンナ。かわいい娘の為なら、考えも変えるのね。あーたは!

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