ソニー、「PSX」のスペックダウンを発表。

2003/11/28 18:50 Written by コ○助

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発売日が12月13日に正式に決定した「PSX」。発表の段から注目を集めている「PSX」なりが、HDD&DVDレコーダーとしての機能を削ぎ落とすことで、比較的低価格を実現しているにも関わらず、当初発表されていたスペックよりもさらに機能が落ちるかたちで発売に踏み切ることが明らかにされたなりよ。理由としては「12月の発売にあわせるために、検証が終わっていない機能の対応を先送りした」ということらしいなりが、そんなソニー側の理由でハンパな製品を掴まされることになるユーザーはいったい……。機能のアップデート(当初発表スペックにアップグレード)に関しては後日ソフトウェアで提供されるというなりが、ユーザーにそんな手間を強いるのもいかがなものかと。

発表されたスペックダウンは以下の通り。(インプレスより)
・HDDからDVDへのダビング速度が24倍速から12倍速に
・DVD+RW再生(DVD+VR)が非対応に変更
・CD-Rの再生が非対応に変更
・TIFF、GIF形式がそれぞれ非対応に
・サイバーショットの動画取り込みが非対応に変更
・MP3再生が非対応に変更
・重量が当初の5.6kgから、DESR-7000が5.8kgに、DESR-5000が5.7kgに変更

HDDからDVDへのダビング速度が半分に落ちるというのは極端なりねぇ。まあ実用上は「ダビングできない」といったことではないのであまり変化は無いかもしれないなりが、納得はいかないところ。ユーザーが最も不満を持ちそうなのは、CD-Rの再生やMP3の再生が非対応になってしまったこと、サイバーショットとの連携が取れなくなってしまったことなどなりか。

ソニーの初期ロットはだいたい何かあるものなりが、買って後悔しないためにも、最初はやっぱり見送って次のモデルを待つのが吉なりかねぇ。インプレスのアンケートでも、思ったよりも購入予定者が少ない「PSX」。「安いといっても、マニア的に安いだけ」という、一般の人から見たら高いのは当然の79,800円。果たして年末商戦でどれくらい売ることができるなりかねぇ。心配になってきたなり。

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