ソニーのHDD&DVDレコーダー「スゴ録」レビュー。

2003/11/26 07:15 Written by コ○助

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水野美紀と田村正和が出演しているCMがガンガン放送されている「スゴ録」。あまりタレントを起用したCMを流さないソニーなので若干の違和感を感じるなりが、それだけ従来のソニーがターゲットにしてきた層とは違うところに訴求している製品と言えるのかもしれないなりね。

「スゴ録」は、これまで複合機を出していなかったソニーの渾身の力作として期待されている(されていた?)HDD&DVDレコーダー。プレステ2も遊べるHDD&DVDレコーダーの「PSX」が同時期に、しかもかなりの低価格で販売されることで「スゴ録」の存在感が一気に薄くなってしまったなりが、AV機器としての完成度は当然「スゴ録」の方が高いわけで。あくまでもHDD&DVDレコーダーの「さわり」的な機能しかない「PSX」とは棲み分けを図っているなりね。まあ「PSX」の機能に満足せず、「スゴ録」の機能を必要としているユーザーがどれほどいるのかは未知数なりが。コ○助はやっぱり「PSX」にかなりのユーザーが流れるのは必至だと思っているなりが、クリスマス商戦、ふたを開けてみてどんなことになるのかちょっと楽しみではあるなり。

「実際に使ってみると『スゴ録』は本当にすごかったのだ」
「EPGや各種操作で利用するGUI(操作画面)はたいへん凝っていてスタイリッシュ。少し動作速度が遅く感じることもあるが、気にならないレベルだろう」
「他社のHDD&DVDレコーダーと比較しても、自動録画機能やダイナミックVBRダビング機能は、ほかにはないスゴ録ならではの機能だ」

高画質録画に関する機能がかなり素晴らしいようで、「PSX」を遙かにしのぐ高スペックになっているようなり。価格は250GBのHDD搭載モデルでも12万円程度。従来のHDD&DVDレコーダーの平均水準、むしろ機能を考えたら安いくらいなので、よくよく機能を見ていくと断然「スゴ録」の方が良いかもしれないなりね。予算が許せば、ぜひ「スゴ録」も選択肢に。

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