ノジマ、六本木進出の効果てき面。

2003/11/20 20:24 Written by コ○助

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六本木に家電量販店。なんとも違和感のある組み合わせなりが、今年6月に神奈川県を中心に展開しているノジマが六本木交差点の角という最高の立地に出店、話題となったなりね。あれから半年近くが経つなりが、六本木進出によるブランドイメージの向上からか、チェーン全体にプラスとなる影響が出始めているというなり。

ノジマ六本木店のウリは、平日は朝5時まで営業しているという、六本木ならではの深夜営業。NTTドコモに限るなりが、携帯電話の新規契約・機種変更も日本で唯一朝5時まで行えるのが特徴なりね。いったい誰がそんな時間に……とも思うなりが、何度か夜中にノジマの前を通ってみたところ、実際に携帯電話を見ている若い女性(とかなり年上の男性)がチラホラと見られたなりね。恐らくは「飲食店の女性と客の男性」という構図なのではないかと詮索するなりが、そういった人たちが「仕事帰りにちょっと携帯を」とフラッと行くことができるのは、六本木らしい、というかなんというか。

ノジマの店舗情報を見ていると、東京都には13店舗あるものの、都区内にあるのは中野区中野の丸井に間借りした店舗と、六本木店の2店のみ。なぜ突然都心のど真ん中への出店を決めたのかというと、ノジマの野島広司社長が読んだマツモトキヨシの創業者、松本清氏の著書にこんなことが書かれていたからだというなり。
「マツモトキヨシは六本木出店後、全店で5〜10%売り上げが伸びた」
ゆえに、「日本で一番高い家賃の電気店」(野島社長)であっても、六本木に出店するメリットがあると判断したなりね。今のところチェーンに好影響が出始めているということで、まずは正解だったのではないかと。

ただ、実際に店舗に行ってみると分かるなりが、とってもハンパなりよ。店舗面積自体が狭いので仕方ないなりが、品揃えがハンパすぎ。まあデジカメなんかは人気機種が揃ってはいるなりが、PDAやパソコン本体、周辺機器の類はかなり弱いなりね。他の家電製品はほとんど置いていないし。なので、本当に緊急時以外はあまり使い道がないかなぁ、と。そんなデジタルアイテムを緊急に欲しくなるってのはどんなときなのか、全然思いつかないなりが(笑)。

ま、話題になっているのは確かなので、あとは消費者のニーズに応えられるような店舗になっていくと良いなりね。これからどんな変化を見せていってくれるのか楽しみなり。

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