1玉15kg以上!? 巨大キャベツ「札幌大球」。

2003/11/15 05:13 Written by コ○助

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その昔、「巨大生物の島」という映画を観たときのこと。そのタイトル通り、生物が巨大化した謎の島に迷い込んだ人間vs.巨大生物という戦いを描いた超名作なりが、幼心に「大きな動植物に囲まれたら、相当恐ろしいだろうなぁ」と思っていたなりよ。この手のアイデア(生物が巨大化する)は、他の映画作品やマンガでもよく見受けられるなりが、「なぜ巨大化したのか」という疑問には、「バイオテクノロジーの進歩」「突然変異」といった答えしか用意されておらず、「まあ現実的には、普段目にする生物の大きさよりも、極端に大きい生物は存在し得ない」との考えに至るなりね。コ○助も退屈な大人になったものなり。

ところが、なりよ。人間ってのは不思議なもので、自分の想像を超えた、予期せぬモノが目に飛び込んできたときに、もの凄く素直に驚くことができるものなりね。その驚きをコ○助にくれたのが、「札幌大球」だったなり。

「札幌大球」、ご存じなりか?コ○助はつい先日までその存在すら知らなかったなりが、ふとテレビを見ていたら、映っていたなりね、この「札幌大球」が。「キャベツなんて、どんなに大きくたって、人の頭くらいの大きさだろう」。普通そう思うじゃないなりか。退屈な大人になってしまったコ○助は、それ以上のことを想像することもできずに生きていたなりが、「札幌大球」は、少なくともコ○助の想像を超えたキャベツだったなり。

1玉15kg以上。大人が丸抱えにしてようやく持てるような大きさ&重さのキャベツなりよ。ちょうど、カボチャコンテストに出てくるような、大きなカボチャのようなキャベツ。これが、北海道の特定地域のスーパーで、山積みされている映像が流れていたなりが、まあこれが圧巻。野菜を売っているようにはとても思えない、どでかいキャベツの山積みは迫力満点だったなり(笑)。

「札幌大球」はバイオテクノロジーの力で大きくなったわけではなく、その歴史は意外と古いもの。日本にやって来たのは明治35年頃というなりから、今まで存在を知らなかったことが不思議でならないなりね。主な栽培地である北海道の日高地区では、「肉質が軟らかく甘味が強い」という特徴を活かして漬物や煮物などに使われているのだとか。

テレビでは、ある主婦がスーパーで「札幌大球」を購入し、それを家に持ち帰って調理する様子などが映し出されていたなりが、まあ包丁入れるのも一苦労っぽかったなりよ。直径にして1mくらいのキャベツなりからねぇ。当然、それだけ大きいので、普通の一家では食べきれないので、一個購入したら近所にお裾分けするのが通例なのだというなり。キャベツでご近所付き合い。独特な地域なり。

皆さんは「札幌大球」、ご存じなりか?ビジュアル的に、驚くことこの上なし。東京ではデパートでもお見かけしたことが無いだけに、ぜひとも現地に赴いて一度は食べてみたいものなり。

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