阪神の独身寮「虎風荘」とは。

2003/11/15 02:59 Written by コ○助

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プロ野球の各チーム、若手選手はだいたい寮生活をしているなりね。入団したての選手、2軍の選手はほぼ全てが寮生活を送っているのではないかと。参考までに各球団の寮(合宿所)の名称を列挙してみるなりね。きっと、こういう時じゃないと、知る機会も無いだろうし(笑)。

・阪神タイガース「虎風荘」(兵庫県西宮市)
・読売ジャイアンツ「読売ジャイアンツ寮」(神奈川県川崎市多摩区)
・中日ドラゴンズ「昇龍館」(愛知県名古屋市)
・ヤクルトスワローズ「ヤクルトスワローズ戸田寮」(埼玉県戸田市)
・広島東洋カープ「三篠寮」(広島県広島市)
・横浜ベイスターズ「ベイスターズ合宿所」(神奈川県横須賀市)
・福岡ダイエーホークス「福岡ダイエーホークス合宿所」(福岡県福岡市)
・西武ライオンズ「若獅子寮」(埼玉県所沢市)
・大阪近鉄バッファローズ「球友寮」(大阪府藤井寺市)
・千葉ロッテマリーンズ「千葉ロッテマリーンズ寮」(埼玉県さいたま市)
・日本ハムファイターズ「勇翔寮」(千葉県鎌ヶ谷市)
・オリックスブルーウェーブ「青濤館」(兵庫県神戸市)

中日や日本ハムのように「昇」「翔」といった、将来の飛躍を目指す若手選手に期待を込めた名前を持つ寮、球団名だけの愛情があんまりこもっていない寮など様々なりが、いずれもあまり一般の認知度はそう高くないように思うなり。「虎風荘」を除いては。

コ○助は阪神ファンだから目に付くのかな、とも思っていたなりが、スポーツ紙を丁寧に見ていくと、どうも「虎風荘」の文字が出てくる率が、他の球団の独身寮よりも遙かに多いなりよ。なので、コ○助も小さい頃からその名前はよく耳にしてきたなりが、実際「虎風荘」がどんなところで、どんな生活を選手たちがしているのかは、実はさっぱり知らなかったなりね。なので、ちょっと調べてみることにしたなり。

「虎風荘」は、現在阪神の2軍球場の鳴尾浜球場に併設されているなりが、1994年より以前は甲子園そばにあったなりね。初代の「虎風荘」は築30年近く経つオンボロマンションのようだったなりが、現在2代目の「虎風荘」は築9年、鉄筋コンクリートのガッチリした、今でも綺麗な建物なり。いったいどんな施設なのかというと。
・家賃は37,000円。
・食事は、ナイターなどでいくら遅くなっても必ず出てくる。
・洗濯は各選手が自分で行う。
・既婚者は入居できない。
・ウエイトトレーニングの設備を完備。
・全室にインターネットを完備。
・門限は22時。

家賃が37,000円ってのは素敵なりねぇ。現在入寮している最高年俸選手は、推定1億円の井川慶投手。今季は2億円を突破すると言われている井川投手なりが、家賃37,000円の部屋に暮らしているなんて(笑)。練習熱心なのか、守銭奴なのか、それとも単に居心地が良いだけなのか。彼女とかいたら、寮なんて出たくなるだろうに……といった老婆心を出してしまいたくなるほど、井川投手は「虎風荘」が大好きだったようなり(笑)。ただ、14日のサンケイスポーツによると、ようやく今オフに退寮する予定なのだとか。って、まあどうでも良い話なりが(笑)。

野球選手の独身寮ってこんな感じなりね。家賃安くて、施設もバッチリで。なかなか良さそうなところなり。

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