すでにメジャー挑戦の意向を明らかにしている松井稼選手なりが、日本シリーズに区切りがついたということで、早速FA権を行使。今オフ最初のFA宣言を行ったなり。

記者会見に臨んだ松井稼選手は、「もう一回りも二回りも大きくなりたい」と語り、移籍の最優先条件として「ショートで10年間やってきた。プライドも自信もあるんです」と、ショートでの起用を挙げたなり。

松井稼選手を巡ってはすでにメジャー数球団が獲得に動くと言われているなりが、今日はヤンキースが獲得に動くというニュースがニューヨークの地元紙をにぎわしていたようなり。なんでも、ワールドシリーズ制覇を逃したヤンキースは、戦犯としてサードを守っていたブーン内野手を放出し、後釜として松井稼選手を受け入れることを検討しているのだとか。しかし、天下のヤンキースといえども、松井稼選手が望むのはあくまでもショート。ヤンキースには不動のショート、ジーター内野手がいるだけに、実際に移籍するにはかなり高いハードルがありそうなりか。そうなると、以前から日本人選手の獲得に積極的で、かつ松井選手にも早くから興味を示していたドジャースやマリナーズあたりが有力になってくるなりかねぇ。マリナーズだったら、イチロー、松井稼の1,2番コンビなんてのも見られるかもしれないなりね。妄想は膨らむなり。

ところで、松井稼選手は早い段階からメジャーに行きたいと言い続けて来たので国内移籍の話題はあまり出てこないなりが、一部には家族がメジャー移籍に反対し、国内移籍を望んでいるという報道が出ていたりするなりね。一度は獲得見送りを表明していた巨人も、三山球団代表が「国内移籍の可能性もあるということなので、前向きに取り組んでいきたい」と松井稼選手獲得に色気を出し始めているだけに、ひょっとすると、ひょっとする展開が待ち受けていたりするかもしれないなり。いや、たぶんその心配は無いとは思うなりが……。巨人に移籍したら、「もう一回りも二回りも大きくなりたい」という松井稼選手の希望は叶わないだろうし（笑）。

ちなみに松井稼選手の代理人には、どうやら松井秀喜外野手と同じアーン・テレム氏になる模様。