日本テレビプロデューサーが視聴率を操作。

2003/10/25 01:10 Written by コ○助

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視聴率調査の方法を知って以来、小さい頃から「絶対家に調査機があったら自分の好き嫌いで番組を見て、視聴率に少しでも影響を与えてやる」と思っていたなりよ。例えば日本テレビ系で中継される巨人戦の視聴率を少しでも下げるために、絶対裏番組見てやろう、とか。日本テレビの番組を見るなら、フジテレビの番組を見よう、とか。根底にあるのは、全て阪神ファンであるがゆえの、「読売の首領(ドン)」ナベツネへの強烈な反抗心からなりが(笑)。でも、実際に視聴率調査機が設置されている世帯は数百程度。関東地方数千万人のうち、数百という宝くじ的な確率を考えたら、自分がその調査に出会うことはまず有り得ないじゃないなりか。なので、そんなささやかなナベツネへの視聴率テロは起こせないと気が付いてしまい、ガックリしたことがあったなりよ。小学校の頃なりが。

視聴率を操作する。この小学生のコ○助でも考えそうなことでも、世の中に視聴率というものが登場してから数十年間、不正らしい不正もなくルールが守られて来たわけなりが、遂に起こってしまったなりよ、視聴率の操作が。日本テレビの41歳になるプロデューサーが、自分が製作した番組を視聴するように、視聴率調査機が設置されている世帯に依頼。謝礼を払い、視聴率を恣意的にアップさせていたことが発覚してしまったなり。

日本テレビの萩原敏雄社長は、記者会見で「40年間、視聴率調査機の設置されている世帯を特定することができるとは思ってもみなかった」という趣旨の発言をしていたなりが、そう、そうなりよね。普通に考えたら特定できないのが当然、それこそトップシークレットなわけなりが、この日本テレビのプロデューサーは興信所を使うという方法で世帯を特定したようなり。なんでも、視聴率調査を担当するビデオリサーチ社の保守・点検の車両を尾行し、世帯を割り出していったのだとか。言われてみれば、確かにその方法で見つかりそうな気はするなりが、これまで誰もやってこなかった聖域に足を踏み入れてしまったなりねぇ。この手口が大々的に報道されることによって、今後同じような尾行→世帯割りだしといったことがおきなければ良いなりが……。

視聴率の高低によって広告枠の価格設定も変わってくるのが今の民放。それだけに、こういった視聴率操作はテレビ局だけの問題ではなくなってきてしまうので、もしかしたら今後日本テレビへの出稿が減る→番組製作費が減少→退屈な番組が増えるといった雪崩現象が起きる可能性もあるかもしれないなりね。日本テレビは今回の事件の全容を早く明らかにして、信用回復に努めて欲しいものなり。

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