「安い方がいい」吉野家D&Cの安部修仁社長インタビュー。

2003/10/18 04:14 Written by コ○助

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以前は自宅からそれほど遠くない場所に松屋があったので、牛丼を食べる時には松屋にお世話になることが多かったなりが、引っ越し後は最寄りの牛丼チェーンは吉野家となったので、最近はお世話になりっぱなしなりよ。安くて、お腹いっぱいになって、夜中でもやってるってのは、本当にいつでもどこでも有り難い話なり。

現在吉野家の牛丼は並盛が280円。これは2001年7月に値下げをしてから変わらずに来ているなりね。外食デフレの終焉とともに値上げに転じる企業も多かったなりが、吉野家は一貫してこの価格を維持。来年以降、今年のコメ不作の影響によるコメ価格上昇、輸入牛肉のセーフガード、パートやアルバイトの社会保険の適用拡大など、様々な面でコスト負担が増す可能性が高いなりが、吉野家D&Cの安部社長は「少なくとも来夏までは価格を上げるつもりは毛頭ありません」と断言。吉野家にいつもお世話になっている諸氏にとっては有り難いお言葉なりね。

「確かに不可抗力は重なっていますが、価格は相場に合わせてせつな的に変えるものではない」
「同じものなら安い方がいいことは議論の余地がありません」
「吉野家には安さを追求して品質を犠牲にした70年代の反省があります。当時の失敗はある種のトラウマになっていて、安さ一辺倒では成立しないことはどこよりも骨身に染みています」
「僕らは客数主義ですから、(他品目を扱う)松屋さんのようなモデルが有効、ということになればちゅうちょしない」
「単品ではいずれ飽きられる、という議論は吉野家では僕が入社した当時からありました。ただ、僕個人はメーカー製品とは違って食べ物は飽きられないと考えています」

松屋派と呼ばれる人たちは、「松屋は定食があること、みそ汁がデフォルトで出てくること」が良いと説き、吉野家派と呼ばれる人たちは「基本である牛丼がうまい」と説く。コ○助はどっちも好きで食べるなりが、確かに美味さで言えば吉野家に軍配が上がるかなぁ、と感じるなりね。なので、吉野家に定食メニューが入れば最強なのに、といつも思っているなり。吉野家的には定食メニューなど、牛丼以外のメニューの導入に抵抗があるわけではないようなので、今後もしかしたら、どんどん拡張されていくかもしれないなりね。これからもお世話になりますなり。

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