auの「EZナビウォーク」を試す。

2003/10/17 20:32 Written by コ○助

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「携帯電話にGPSが搭載された」と最初に聞いたとき、パッと想像したのは「携帯カーナビ」。いつでもどこでも、道案内をしてくれる、便利な便利なカーナビが携帯に搭載され、自動車を運転する人だけでなく歩行者でもカーナビの威力を思い知ることになったのかと思ったものなりが、実際に最初に登場した「GPSケータイ」は、それほど便利なものでは無かったなりね。まあ利用法としては、写真の撮影地点の地図情報が記録されるとか、何かあったときに自分の居場所を知らせることができるとか。あまり日常的に使うような機能は併せ持ってはいなかったなり。

しかしながら、今月auから発表された新サービス「EZナビウォーク」は、まさに当初思い描いていた「GPSケータイ」そのもの。携帯の液晶画面に地図が出て、矢印で進路を指し示し、あとは音声ガイドに従って歩いていくのみ。最初に指定されたルートから外れても新たなルートを検索して教えてくれるという、現在普通に自動車に搭載されているカーナビと遜色ない機能だと伝えられているなり。そんな「EZナビウォーク」の機能をじっくりと調べたレポートが出ていたのでご紹介を。

「素晴らしいのは、電車などの交通機関を組み合わせたルート検索を自動的に行ってくれるところにある」
「これまでのGPSケータイと最も違うのは、“常に自分のいる位置が、地図の中央に表示される”ことだ」
「ルート案内も凝った部分だ。曲がり角が近づくと、まずバイブレータが震え、その後、音声で「230メートル先、右方向」などと案内してくれる。いったん案内を始めれば、閉じていても動作はしているので、ブルッと震えてから画面をチェックすればいい」
「あくまでこれは“徒歩ナビ”であって、自動車など高速移動中に使うのは難しそうだ」

なるほど、高速移動中のナビゲーションには難があるようなので、「高いカーナビを買わずに、この『GPSケータイ』で済ませられるかも!」と意気込んでいた人はガックリすることになるのかも。まあそれでも、確実にGPSを搭載した「意味」のある進化を遂げているわけで、「EZナビウォーク」を利用できる東芝製端末「A5501T」はもちろん、先々の展開も楽しみになってきたなり。

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