阪神の星野仙一監督、退任後は球団フロント入り。

2003/10/17 03:29 Written by コ○助

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辞任報道に気が動転して退任後に星野監督がどういう道を進むのかをちゃんと確認していなかったなりが、どうやら解説者になるわけでも、静養するわけでもなく、阪神の球団フロントに入り、ゼネラル・マネージャー的な立場として戦力補強や外国人獲得、ドラフト、トレードなどに積極的に関わっていくことになるようなり。なるほど、これまでも監督としての手腕はもちろんなりが、選手の入れ替えに大ナタを振るったり、選手補強についてフロントに強く意見を申し入れたりと、とかくそのGM的な手腕も高く評価をされて来た星野監督だけに、球団に残留してくれるのであれば、想像しうる最悪の事態は避けることができそうなりね。突然、岡田コーチに引き継がれ、全く体制が変わってしまうことが正直怖かったなりが、星野監督がGMとして残り、ゆるやかな禅譲をしていくのであれば、さして問題はないのかも。

と、思ったのも束の間。報知新聞の記事によれば、今季の優勝を支えたコーチ陣が総辞職することになるというなりよ。辞任する見通しなのは島野育夫ヘッドコーチ、田淵幸一チーフ打撃コーチ、達川光男バッテリーコーチ、西本聖投手コーチ。島野コーチは中日時代からの星野監督の参謀役、田淵コーチは星野監督の大学時代からの親友ということもあって、星野監督が去れば辞任、というのも仕方のない流れなのかもしれないなりが、達川コーチや西本コーチまでも……。今年の阪神のコーチ陣は他に類を見ないほどのビッグネームが並んでいたなりが、それらの人材が一気に球団を去ることになるなりね。岡田新監督体制、いきなり不安になってきたなりが、でも逆に考えれば阪神ファンが長年待ち望んでいた「1985年内閣」が誕生する予感……はしないなりか(笑)。

しかし来年は巨人の堀内監督、中日の落合監督、西武の伊東監督、オリックスの伊原監督、ロッテのバレンタイン監督(?)、そして阪神の岡田監督と、一斉に指揮官が替わっていくなりね。監督が替われば野球もまた変わる。なかなか面白いシーズンになりそうなり。でも、ちょっと阪神の行く末が心配なり……。

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