テレビが見られる携帯電話がボーダフォンから登場することは既報の通りなりが、その初の端末「V601N」が正式に発表されたなり。昔から漠然と「携帯電話でテレビが見られたらいいのになぁ」なんて思っていたなりが、ついに日本でもそれが実現する時が来たわけなりね。あぁ、なんだかワクワクしてきたなり。

発表された「V601N」はNEC製の端末。注目のテレビ機能はVHFとUHFの受信が可能で、液晶のサイズは2.2インチ。携帯用の液晶テレビとして販売されている製品は、だいたい2.5インチくらいのものも普通にあるので、画面のサイズもそれほど大差ないかもしれないなりね。ディスプレイの縦と横の切り替えもワンタッチでできるほか、「テレビ映像を静止画、またはアニメーション(最大9枚)でキャプチャできる」機能や「外部入力からの映像をMPEG-4で保存」する機能なども併せ持っているのだとか。単にテレビを見られるだけでなく、キャプチャまでできるとは。ちょっとビックリなり。

この端末、かねてから懸念されていたのは「連続視聴時間が短いんじゃないか」ということ。どう考えても従来通りのバッテリーではすぐに電池が切れてしまうだろう、と思っていたなりが、発表された連続視聴時間は最大約60分。う〜む、微妙（笑）。その程度だと、本当にちょっとした合間にチラッと見る程度しか活躍の場が無さそうなりねぇ。

テレビ機能が搭載されることに関しては万々歳。でも、バッテリーが改善されなければ、宝の持ち腐れも良いところなりよね。早いところ、実用的なレベルで安心してテレビ視聴ができる端末＆バッテリーの登場に期待したいものなり。