巨人、オリックスの具台晟投手獲得へ。

2003/10/09 20:02 Written by コ○助

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やめて!もうやめてあげて(笑)。今年様々なワースト記録を塗り替えるほど、強烈な負け方を見せてくれたオリックス。その最悪の成績の中で、先発ローテーションの一角として投げているのが左腕エースの具投手なり。今年こそ19試合に登板し6勝8敗、防御率4.99と奮わなかったものの、昨年は22試合に登板し5勝7敗、防御率2.52でシーズン終盤まで防御率のタイトル争いをしていた(9月にヘルニアでダウン、10月には左足の付け根を手術して結局タイトルを逃す)ほどの活躍を見せていたなり。勝ち星こそ追いついていないなりが、オリックスのエース格には違いないなりね。

そんな具投手は今年が3年契約の最終年。それゆえ他球団に移籍しようと思えば何ら支障が無いというのが現状なりが、実績ある外国人投手を物色している巨人の思惑と一致。巨人が本気で獲得に動くというなり。むぅ、オリックスピンチ。具投手が抜けてしまうと伊原新監督の来季構想も崩れてしまうだけに、オリックスも必死で慰留せねば……。

巨人が具投手に関心を持ったのは、実は今回が初めてのことでは無いなり。最初は1999年オフのこと。巨人が業務提携をしている韓国のハンファに所属していた具投手に目を付け、水面下で交渉が行なわれていたというなりが、当時まだFA権を取得していなかった具投手が移籍するのは容易なことではなく破談となっていたなりね。その次が翌2000年のこと。その年行なわれたシドニーオリンピックの韓国代表として、3位決定戦の日本戦で1失点完投勝利を飾った具投手の評判はすこぶる高く、オリックスと巨人、そしてメッツの間で争奪戦となっていたなりね。噂では阪神と中日も水面下で参戦していたとか、していなかったとか。結局具投手は2000年にFA権を取得、神戸の熱烈な歓迎ぶりに感動したということでオリックス入団を決意。当時オリックスはイチロー外野手をポスティングシステムでマリナーズに約14億円で送り出したため、巨額の補強資金を持っていたなりね。そのため、巨人の札束攻勢にも勝つことができた、なんてことも言われているなり。どこまで本当の話なのかは分からないなりが(笑)。

そんな流れがあるので、巨人は4年越しで具投手にご執心というわけなり。まあそれだけ熱心にラブコールを送っているということであれば、今オフに再び獲得に動くこと自体は不思議では無いなりが、ただでさえ戦力が弱体化しているオリックスから吸い取っていかなくても……。ちなみに、具投手には韓国球界復帰待望論も出ているほか、本人はメジャーへの移籍を希望しているなんて噂もあるなり。3年契約が切れる今オフ、具投手の動向に注目なりね。

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