先日ROOT BEERを飲んでビックリしたという話をしたなりが、コ○助と同じような体験をした人が意外と多いようで、何だか面白かったのでご紹介していきたいと思いますなり。

まず、メールや掲示板にいただいた情報によると、ROOT BEERは「A&W」というハンバーガーチェーンで普通に売られているのだとか。そう言われてみれば、缶にも大きく「A&W」と書かれているなりよ。でも、「A&W」ってなんぞ？
コ○助は未体験の「A&W」。未体験なのは当たり前で、現在は沖縄県でしか展開をしていないハンバーガーチェーンなりね。ただ、20年以上前に神戸方面にも店舗があったとの情報（＞渋子さんサンキュなり！）もあるので、かつては本州でもチェーン展開をしていたのかもしれないなり。東京には進出していたことはあったなりかねぇ。
でも、「A&W」は沖縄発のハンバーガーチェーンというわけではなく、もともとはアメリカのハンバーガーチェーン。沖縄には1963（昭和38）年に上陸したようなり。アメリカでは1919年にROOT BEERが誕生、その後チェーン展開が始まったのはしばらくしてからのようなりが、現在ではアメリカ、カナダ、アジア諸国で展開しているのだとか。

「A&W」の展開はROOT BEER誕生に端を発しているわけなりが、そのROOT BEERはいかにしてこの世に放たれたのか。この極悪ドリンクの誕生秘話をのぞいてみると。（＞公式ページより。砂川さんサンキュなり！）
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1919年、アメリカ、カルフォルニア州。
薬局の店員だったロイ・アレンは、病気の友人へのお見舞いに、何を持っていけば喜ばれるだろうかと思案していました。
「体にも良くて、気分もさっぱりとする飲み物がいいだろう。」
さっそく彼はオリジナルヘルシードリンク作りに取りかかりました。
いくつもの薬草の樹皮や根のエッセンス調合を繰り返し、ハーブをたっぷり含んだ口当たりの良いドリンクを完成させました。

「よし、これだ！」友人のもとへ届けると、これが大変好評。噂を聞きつけたロイの友人達にせがまれて、甘みを加えたもっと飲みやすいドリンクへと改良していったのです。やがて薬というより美味しい飲み物として人々の評判となり、街角ジューススタンドで売られるほどの人気となりました。
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なるほど、もとから薬っぽいドリンクだったなりね。薬局の店員が調合したものだというなら、薬っぽくて不思議ではないなり。コ○助が感じた「湿布を飲んでいる」感覚というのも、間違っていないなりね。

ROOT BEERに関する小ネタを集めてみると。
・沖縄の「A&W」ではROOT BEERがお替わり自由（＞さもさん）
・ソニープラザ、ヴィレッジヴァンガードでの目撃例アリ（＞たかしさん、立川さん）
・「A&W」ブランドのクリームソーダもある（＞のっこさん）
・名前の由来は薬草の根「ROOT」と、禁酒法時代にビールの代替品を狙っていたということで「BEER」とついたらしい（＞HTKさん）
・マレーシアのペプシが出している「Sarsi」という飲料はROOT BEERより凶悪らしい。（＞さいふぁーさん）
・ジーニアス英和辞典には「（主に米）子供の好物」と書かれている（＞Rivastさん）
・ROOT BEERをさらに凶悪にした「DIET ROOT BEER」というものがあるが、これはウォール真木さん（アメリカ在住）の旦那さんの大好物らしい（＞Rivastさん、真木さん）
・ウォール真木さんの旦那さんはROOT BEER大好きで、旦那さんが飲んだあとは真木さんはチューをさせないらしい（＞真木さん）
・ウォール真木家の冷蔵庫は、そういう事情でROOT BEERでいっぱいらしい（＞真木さん）

ハッキリ言ってまずい。寄せていただいたメールや書込みを見ていると、「イソジンっぽい」「湿布飲むという表現がピッタリ」と、誰もが同じ反応をしている模様。でも、きっと人生で一度くらいは飲んでみても良いかも。話のタネにはなりそうなりね。

それにしても、コ○助にROOT BEERをくれた知人。その知人は最高の飲み方として「ポテトチップスを片手にROOT BEERをガブガブと飲む。そう、場所はナイトサファリが素敵」と。ナイトサファリはともかく、ROOT BEERと一緒にポテトチップス食べたら、湿布臭いポテトチップスになること間違いなし。さあ、皆さんもお試しあれ。