WWEのスーパースター、ザ・ロックが俳優に専念。

2003/09/29 01:17 Written by コ○助

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プロレスからスクリーンへ。過去にもハルク・ホーガンが「マイホーム・コマンド」など数本の映画に主演しているほか、ちょこちょことした役で出演した、という話はよく聞くなり。ただ、ザ・ロックが過去のプロレスラーと違うのは、映画界においてもスターの座を駆け上っているということ。最初はもちろんプロレスラーとして築き上げてきたキャリアが評価されてのスクリーンデビューだったなりが、今は「レスラーのザ・ロック」としてではなく、「肉体派俳優のザ・ロック」として映画に出演できているように思うなり。

ザ・ロックは世界最大のプロレス団体WWEの中でも飛び抜けた人気を誇るスーパースター。現在のWWEにおいて、ザ・ロック以上のカリスマ性、人気を誇るスーパースターはおらず、WWEにとっても大事な看板スターなりね。ただ、映画に初めて出演した「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」が好評で、同作のキャラクターが独立して1本の映画となった「スコーピオンキング」に主演し、これまた大ヒット。「スコーピオンキング」の興行的な成功で一気にハリウッドスターとなったザ・ロックは、その後たくさんの映画出演のオファーを受けることになるなり。

かつてハリウッドにはアーノルド・シュワルツェネッガー&シルベスター・スタローンの肉体派二大巨頭がいて、ちょっと間を置いてブルース・ウィリスあたりがいたなりが、いずれも高齢化してきて派手なアクションを見せてくれなくなったなりよね。じゃあ若手の肉体派俳優って誰なんだろうと考えても、ジャン=クロード・ヴァン・ダムは……なんだかちょっと違うような気がするし(笑)。まあかつての「ランボー」や「プレデター」のようなタイプの肉体派アクションというジャンルがあまり好まれない時代になっているのは確かなりが、それでもその手の作品に主役を張れる俳優がいない、といのも問題なりよね。きっとそんな作り手が悩んでいるときに、彗星の如く映画界に現われたのがザ・ロックだったのではないかと。顔もよく、WWEでの絶大な人気で知名度も高く、かなり素晴らしい肉体を持つザ・ロック。次代の映画スターとして白羽の矢が立ったことは何ら不思議では無いなり。

ザ・ロックの新作は「The Rundown」。ジャングルでの人捜しモノなりが、予告編を見た限りでは意外と、いや、かなり面白そうだったり(笑)。日本での公開時期はまだ未定なりが、期待できそうな作品なり。

先々、話題作「プレデター3」への出演も噂されているザ・ロック。WWEに帰ってこないのは寂しい話なりが、例え年に1〜2回だけでも良いから「WWEのザ・ロック」を忘れずに存在させておいて欲しいなりね。前は「あくまでもWWEがベース」というようなことを言っていたこともあったので、プロレスラーとしての魂を失っていないことを祈るなり。

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