やはり、というか何というか。昨年オフのこと。入団が決まった吉井投手とマック鈴木投手の「メジャーリーグ帰り」の二人は「オリックスの救世主」として期待され、先発ローテーションの2本柱が約束されていたなりよね。実際、オープン戦が始まる前は本当に活躍してくれると思っていたし、特にマック鈴木投手は日本のプロ野球初見参ということもあって、興味を持ってそのプレーを見ていたなり。

オープン戦の頃から何だかピリッとしない両投手だったので若干の不安はあったなりが、これものんびりなメジャー流の調整なんだろうと思っていたなりよ。なのでしっかりと開幕には合わせてくるのかと思ったら、そのままズルズルと悪い投球内容が続くばかり。気が付けば投げる試合、投げる試合ボコボコ。9月27日現在の成績を見てみると。
・吉井投手　2勝7敗1セーブ、防御率6.51
・鈴木投手　3勝9敗1セーブ、防御率7.44

吉井投手は今年38歳ということもあるので、今季のこの成績では解雇されてしまうのは仕方ないにしても、鈴木投手にはもう少しチャンスをあげて欲しかった気も。あまりにも見るべきところが無い成績なのは確かなりが、再三「何かを掴んで来た」という趣旨の発言をしている鈴木投手なので、もう1年くらいは様子を見てあげて欲しかったものなり。

吉井投手も鈴木投手も、今季のこの成績では日本での再就職は難しそう。かといってメジャーも厳しそうなのは確かなので、このまま引退するという可能性も出てきたなりね。なかなかシビアなり。