酒に弱い人の飲酒習慣、喫煙との相乗効果で膵癌リスクが10倍に。

2003/09/25 02:47 Written by コジマ

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今も昔も、お酒が弱い人にとってツライのが「下戸を侮る」社会的風潮。好きだろうが嫌いだろうが、強かろうが弱かろうが半強制的に飲まされることの多い世間、またストレスの多い社会では、好きじゃないのに、弱いのに飲酒が習慣化してしまった人も多いのではないだろうか。そんな人たちにさらにバッドニュース。酒に弱い人は、喫煙の悪影響が顕著に出るというのだ。

酒を飲むと赤くなる体質で飲酒が習慣化している人のなかから、喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者は膵臓癌になってしまう危険度が10倍だった、という調査結果が発表されたのだ。

酒を飲み始めた頃って、「なぜこんなマズいものを飲むんだ」と矛盾を感じていたのだけど、あれから十余年、今ではすっかり週末になると体がうずうずするようになってしまった。といっても、1人で飲みにいったり、自宅で晩酌をすることはなく、酒自体はそれほど好きではない。誰か一緒にいないと飲みたくないのだ。

だけど、それぞれ別の付き合いの友達と飲んでいると、週7回なんて時も。増えるのは体脂肪と借金ばかり。ひそかに健康マニアなぼくは、ヒマをみつけてはマラソンをしたり筋トレしたり貯まったぜい肉を減らそうと躍起になるのだけど、飲酒のペースが上回って、11%しかなかった体脂肪が18%に増量してしまった。腰の上辺りに、今までなかった不快なモノがついているのだ。

それでも飲酒はやめられない。すぐに赤くはならないけど、決して酒は強いほうではない。飲めるだけですぐに酔っ払ってしまう。そして、ぼくは大の愛煙家だ。それだけにこのニュースにはちょっとビビってしまったのだ。

定説がしょっちゅう覆される医学研究だけど、酒とタバコは控えるに越したことはないかも。酒があまり得意でないのに毎晩飲んでいる愛煙家はご注意なのだ。

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