元阪神のお騒がせ男、ダリル・メイ投手は今。

2003/09/23 02:38 Written by コ○助

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阪神ファンで「メイが好きだった」という人は、恐らくほとんどいないはず。前代未聞の「監督批判のビラまき」、阪神退団後にあてつけのように巨人に移籍し、優勝の原動力となるという何だか腑に落ちない動き。阪神時代のメイ投手には、ほとんど良い思い出が無いなりね。

だいたい忘れもしないなりよ。2000年6月7日の巨人−阪神11回戦を。7回表、阪神の打席には代打の和田豊内野手。タイムを取り打席を外した和田選手の頭部に向かってボールを投げるという「殺人未遂」ともいえる前代未聞の暴挙に出たメイ投手は、本当に「なんなんだ、こいつは」と阪神ファンの怒りを一斉に買ったなりよね。別に野村監督批判をしたからでも、巨人に移籍したからでもなく、一人のスポーツ選手として有り得ない行動じゃないなりか。投球すべきタイミングでは無いときに、人の頭に向かって速球を投げ込むだなんて。まあ遠い昔の話なので、いつまでもジメジメと言うことでも無いなりが、メイ投手に対してはどうも人間的に腐ってるんじゃないかと、勝手にイメージが出来上がってしまっていたなり。

そんなメイ投手は現在メジャーリーグはロイヤルズの大黒柱として大活躍中。今季は先発ローテーションの柱として二ケタ勝利を挙げるなど、意外な活躍を見せているなりね。ヤンキースの松井秀喜外野手やマリナーズのイチロー外野手との対戦なんかも話題になっていたりしたなり。

記事によれば、メイ投手は本当は「陽気なカリフォルニア男」。意外に感じるなりが、本来は陽気な人らしいなり。阪神に対しても「野村監督とは合わなかったけれど、タイガースの選手たちはナイス・ガイばかりで、楽しかった」と言っているなりよ。ナイス・ガイ……なのに、頭部に速球を投げ込むなんて(しつこめ)。メイ投手の言い分としては、どうも阪神時代はチームに誰も英語を話せる人がいなくて、それがとてもストレスだったのだとか。

ま、もう昔のことは良いなりが、メジャーで10勝できる実力があるなら、阪神時代にもっと活躍しておけよ、と思ってみたり。今季の活躍を見ている限りでは、あと数年はロイヤルズのエースとして活躍していきそうなりね。まあ頑張って欲しいものなり。

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